♯６ ページ8
１ヶ月後...
担任「えー､お前らも３年ということで
本格的に将来を考えていく時期だ！！
今から進路希望のプリント配るが皆！！！
だいたいヒーロー科志望だよね」
先生はそう言って、進路希望のプリントをバッとなげた
それと同時に、私と爆豪ともう一人以外、個性を出す
...プリント投げていいの？...あっ、拾いはじめた...←
担任「うんうん皆いい個性だ
でも､校内での個性使用は原則禁止な！」
爆「せんせえー『皆』とか一緒くたにすんなよ！
俺はこんな"没個性"共と仲良く底辺なんざいかねーよ」
男「そりゃねーだろカツキ！！」
爆「モブがモブらしくうっせー！！！」
担任「あー確か爆豪は『雄英高』志望だったな」
ざわめき出す教室。私は前の席の女子に聞いた
貴「爆豪って頭いいの？」
女「うん｡定期テストもずっと１位なの...」
アイツが...？
爆「そのざわざわがモブたる所以だ！
模試じゃA判定！！俺は唯一の雄英圏内
あのオールマイトをも超えて俺はトップヒーローと成り！！
必ずや高額納税者ランキングになを刻むのだ！！」
担任「あ
そういやあ､緑谷と乗岡も雄英志望だったな」
爆豪が硬直した
クラス全員は無言で私をみる
そのあとに"緑谷"という人の方を向いた
あれが緑谷か....
そんなことを考えていたら、クラス中に笑いが飛び交った
男「はああ！？緑谷あ！？
勉強できるだけじゃ､ヒーロー科は入れないんだぞー！」
私はまた､前の席の女子に聞く
貴「どしたの？どういうこと？」
女「そっか...A､知らないのか....
彼、緑谷出久くんはね
無個性なの」
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