続き ページ7
シルクの編集も終わってコーヒーを出してあげると、ありがとう。と言って私に座るよう促した。
「……今日Aを呼んだのは会いたかったのもあるけど話があったんだ。」
「……うん。」
「ねぇ、A?」
シルクは私の名前を呼ぶと息をふぅ。と吐き出した。何か、シルクの癖なのかもしれない。
そして、1つ間を空けて
「……一緒に住まない?」
と言った。
私は最初、何を言ってるのかよくわからなくて固まってしまった。
そんな私をみて、少し焦ったのか、シルクが
「ほら、俺のせいでAと全然会えないしさ。今日もAのこと困らせちゃったし。それに」
「俺はAと結婚を前提に付き合ってるつもりだから。」
最後は私の方をしっかりみてとても真剣な顔で言った。
あーあ。せっかく涙止まったのにまた出ちゃうじゃん。
ほら。またシルクを困らせちゃう。
「……私、一緒に住みたい。シルクと一緒に住みたい。」
そう言うとシルクは緊張が解けたのか、ぱぁぁとでもつきそうな笑顔を見せてくれた。
「A。」
「ん?」
「愛してる。」
愛の言葉を囁かれ、そっとキスをされた。
久しぶりのキスはとても甘く感じた。
229人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななみ(プロフ) - ミルクティーさん» ご感想、ありがとうございます!これからも頑張りますので応援のほどよろしくお願いします! (2018年3月14日 0時) (レス) id: 8185d3bc14 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー(プロフ) - すごくいいですね!次回も楽しみにしてます!! (2018年3月13日 17時) (レス) id: 83556112f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ななみ | 作成日時:2018年3月4日 17時