嬉しいとき ページ2
「俺Aとここ行きたい」
「んー?……あ、いいね。ここ。私も行きたい」
「おー!じゃあ近々一緒に行こうな!」
そういってシルクは私の手を握りぶんぶん振ってくる。
シルクはいつも嬉しいことがあったとき、私の手を繋いでぶんぶん振ってくる。
それがなんだか可愛くって。
私がつい笑ってしまうとシルクが不思議そうな顔をするから
「シルク自分の癖、自覚してる?」
そういうともっと不思議そうな顔をするから、
「シルクいっつも嬉しいことがあると私の手繋いでぶんぶん振るからさ。なんか可愛いなって思って」
「え!?俺そんなことしてたの!?」
「うん。気づいてなかったんだね」
「わー……なんかすげぇ恥ずかしい」
「私はその癖、好きだけどな。シルクが手繋いでくれるし」
「……んなもん癖以外でも繋ぐっての」
それからは癖をやることは少し減っちゃったけど、その分よく手を繋いでくれるようになった。
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ななみ(プロフ) - ミルクティーさん» ご感想、ありがとうございます!これからも頑張りますので応援のほどよろしくお願いします! (2018年3月14日 0時) (レス) id: 8185d3bc14 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー(プロフ) - すごくいいですね!次回も楽しみにしてます!! (2018年3月13日 17時) (レス) id: 83556112f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななみ | 作成日時:2018年3月4日 17時