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そんな中、マネオッパの一言がこの場を凍りつかせることとなる。
「A、お前今日の移動は気をつけろよ。外にたくさんのファンがきてる。若い子が多いから、多分EXOのファンも混じってる」
EXOのファンは、過激な子が多いとして、私たちの中でも要注意で上がってきている。
よほど不安そうな顔をしていたのか、ユナオンニを始めメンバのオンニたちに励まされ、私は重い足を動かした。
外に出てその光景を目に映し、ヒュッと息を飲む。
飛んでくる声は黄色いものから、罵声を浴びせるものまで様々だ。
大丈夫。音楽プレーヤーの音量を上げ、周りの音をシャットして私は歩き出す。
もみくちゃにされながら、でも周りはしっかりスタッフさんがカバーしてくれている。
バンまであともう少し…。
その時だった。
視界の端に映った丸いもの。
やばい。そう思った時には、それは私に当たって中身が飛び出してきた。
視界が一気に真っ赤に染まる。
頭に当たったカラーボールが破裂して、中身の液体が飛び出し、顔にかかったのだ。
私がどうすることもできずに呆然としていると、衝撃で外れたのかイヤホンのなくなった耳に、一つの声が入ってくる。
「カイオッパだけじゃなく、テミンまでたぶらかすなんて、さすが日本人ね！アンタみたいな日本人がなんで韓国にいるのよ！！！日本人なんて、韓国からいなくなればいいのよ！！」
その言葉に、私はカラーボールを受けた時以上の衝撃を受ける。
動くこともできずに、ぼーっと突っ立っていた私の肩を抱き、マネオッパが無理やりバンに詰め込んだ。
心配してくれるオンニたちの言葉も頭に入ってこない。
[日本人なんて、韓国からいなくなればいいのよ］
その言葉が、私の中でずっと繰り返されていた。
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あん(プロフ) - ﾘﾗさん» わぁ、リラさん！まさかこちらも読んでくださっていたなんて(O_O)感無量です！嬉しくて涙がちょちょぎれそうです(>_<) 頑張って更新しますので、こっちの方でもよろしくお願いします^ ^ (2017年9月21日 20時) (
レス) id: b38a5c814a (このIDを非表示/違反報告)
ﾘﾗ(プロフ) - |ｮ･ω･`)ﾁﾗｯ…こちらも楽しみに待っていたり… (2017年9月21日 18時) (レス) id: 71a684b419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あん | 作成日時：2015年12月26日 2時
