◇番外編.5◇ ページ49
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先行はノブ男君だ。
さあ、お手並みは意見とさせて頂こうか。
フォーム。歩数。ポイント____
この少年は小学校の頃から数々の大会で優勝している実力者。
「_____フッ。」
ドンッ。
「おお。」
ノブ君は綺麗な円を体で描き、レバーに掠れずに着地した。
「ふぅ。………さあ次は(人1)先輩の番ですね」
「うん。そうだね。
じゃあ、行こうかな。」
今のでヒントは貰った。いや、盗んだ。
次は、俺の番。
「………よし。」
歩数を考え、リズムよく進む。
そして、足を踏み込むと背中を丸め、レバーに触れずに着地した。
成功だ。
「よし。出来た出来た。」
「やりますね…。でも僕は負けません!」
拳を胸の前に出して、闘争心が燃えている。
ああ。懐かしいな。
あの時こんな感じなら良かったのに。
そんな事を考えているとノブ男君はまた飛ぶようだ。
「………ふっ。」
また成功。
お見事。
「はい。どうぞ。」
「う、うん。」
こんな会話を何回かして飛び続ける。
そして、遂に決着が決まった。
勝者は________
「んー。疲れたー。
よし、勝った。」
”俺”だ。
「ま、負けた____」
「……………っ。し、仕方ない…か。
しょうがない………。
走れ!!!!」
部員が走りだした。
………え?なんで走ってんの?
ち、ちょっと俺のバッグ!!
「ま、待てよ!!おい!!」
すかさず俺も後を追いかける。
バラバラに別れて走っているようだ。
俺は誰の後を追おうかな。
………決めた。
「うお?!俺か?!
面白い!こい!(人1)!」
部長だ。
「待てよ!!負けるか!」
互角だ。行ける。
しかし部長は急に方向転換させ、右角を曲がって行った。
「逃すかよ!!」
すると突き当りにある部屋に入っていった。
ん?諦めた?
まあいいか。
俺も部屋に入った。すると____
パンッ。パパンっ!!!
音がなった。
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らある(名前変えた:柊)(プロフ) - ゆうなさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2016年3月31日 18時) (レス) id: 853c087dae (このIDを非表示/違反報告)
らある(名前変えた:柊)(プロフ) - ひじきご飯さん» ありがとー!!頑張るよ!! (2016年3月31日 18時) (レス) id: 853c087dae (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - 面白かったです!続き楽しみにしてます!(*⌒▽⌒*)頑張ってください! (2016年3月31日 12時) (レス) id: 5c6a24ea3b (このIDを非表示/違反報告)
ひじきご飯(プロフ) - 面白い!バッグどうなるの!?早く続きがみたいなー!更新がんば! (2015年6月29日 17時) (レス) id: 5d4858cd80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時:2015年4月18日 22時