▼第2Q ページ4
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そんな事を考えていると周りの人がいなくなり、気がつけば俺と谷口の二人だけだった
俺は笑顔で言う。
「そろそろ行こうぜ。
もう俺達だけだぜ?ここにいるの」
いま、俺達はグラウンドにいる。
静か、静かすぎる。
そう、擬音語で言うなら…[シーン]だろう。
「…。そうだね。行こうか、(人1)」
俺を抜かして走っていく谷口。
…あいつは今、どんな顔をしているだろうか
笑ってる?怒ってる?泣いてる?
そう思いながら俺も走る。
「ああ。行こう。」
…俺は今、どんな顔をしているだろうか。
――――顔をひきつっているか。
自分の事も忘れてしまったのだろう
そう思いながら俺は走る。
心配させない様に。気づかれないように
――――俺は今日もまた。自分を、他人を騙す
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らある(名前変えた:柊)(プロフ) - ゆうなさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2016年3月31日 18時) (レス) id: 853c087dae (このIDを非表示/違反報告)
らある(名前変えた:柊)(プロフ) - ひじきご飯さん» ありがとー!!頑張るよ!! (2016年3月31日 18時) (レス) id: 853c087dae (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - 面白かったです!続き楽しみにしてます!(*⌒▽⌒*)頑張ってください! (2016年3月31日 12時) (レス) id: 5c6a24ea3b (このIDを非表示/違反報告)
ひじきご飯(プロフ) - 面白い!バッグどうなるの!?早く続きがみたいなー!更新がんば! (2015年6月29日 17時) (レス) id: 5d4858cd80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時:2015年4月18日 22時