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戻ったルハンが渡してくれたのはカフェラテ
エスプレッソで少しビターのもの
私の好みをよく知っている
カップを握り締めながら、ルハンに目をやると、
「間違ってないと思うんだけど？
気分じゃなかった？」
不思議そうにアメリカーノを飲んでいる
「ルハンはショーケース見なくて良かったの？」
大きな目を丸くしながら、少し考えている
「見たかったけど、Aがいないのに気づいて、
そのまま探しに出かけてた 笑」
私から目線を外してゴクリとコーヒーを飲んだ
「ごめんね。
探しに来てくれなくてもよかったのに。」
「まぁー、そうなんだけど。
昔から Aがいなくなるときは泣いてることが多かったから。
そんな気がしてね。」
そうなんだ…
自分では気づいていなかった
ルハンの前で泣いている記憶しかない
「無意識だったの？笑」
目をパチクリさせている私を見てルハンは笑った
「弟たちの前では泣きたくなかったんじゃない？
一応、ヌナだもんね？笑」
いじわるにルハンがからかう
「でも、私の記憶の中ではいつもルハンがそばにいてくれた…。」
うーんと、ルハンが思考を巡らす
「だいたい公園の滑り台の土管に行くから。
Aがいなくなったら、見に行ってた。
いつも連れて帰ってた気はする。」
確かに泣き止んで目を擦りながら家に向かっている記憶はいつも公園だった
「ありがとう。」
ルハンが優しく笑う
「大丈夫だから。」
頭を優しくポンポンとされた
ルハンが私にかける魔法
心が落ち着いて、安心感が広がる
「さぁ！しうちゃんも心配してるし、とりあえず部室行くか？」
その名前を出されるとドキッとする
私が泣いていることも、
ルハンがここへ来て私を慰めてことが収まることもミンソクはきっとお見通しだ
顔を合わせてたら、きっと小さなため息をつかれるんだろう
双子なのに何でこんなにもできが違うんだろう 泣
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マナさ - 更新待ってます！！ (2018年2月20日 18時) (
レス) id: 5d62876bfd (このIDを非表示/違反報告)
kailukey(プロフ) - モナコさん» 感想ありがとうございます。すごく嬉しかったです。断続的になると思いますが、少しずつ書いていきます。よろしければ読んでください。 (2017年5月17日 21時) (レス) id: e2f5eead1e (このIDを非表示/違反報告)
モナコ - この作品大好きです！いつもキュンキュンしながら読んでます//´∀`//更新頑張って下さい！！ (2017年4月4日 23時) (レス) id: fb77e0d987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kailukey | 作成日時：2017年2月23日 22時
