虹色westへようこそ

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あなた









なんやこれ…









なんで…









そこには、









""親に捨てられた屑女 ""









と、荒々しく書かれていた。









なんでこの事が…








((ガラガラ))






藤井「はよーっす………！！！！」









緊迫した空気の中、藤井くんの声がハッキリと聞こ


えた。









なんで…




涙が止まらへん。









そんな時、







クラスの一軍の女子に囲まれた。









女1「あれー？泣いてるのぉ？？？？w」









女2「は？ちょーうけるんですけどぉww」









悔しい。






なんでこんな思いしなきゃいけないんだよ…







男1「泣いてるん？？？まじうけるわぁwww」







女1「あーっ！こんなとこにハサミがあるー」








助けて…





そう思ったけど…





教室の中に流星の姿がなかった。









女1「親に捨てられた可哀想なAの断髪式ー

ー！！！！」









一軍「いぇーい！！！！www」









嫌やっ！！！！！！！！！！！！









そう言いたいのに…口を開いても









聞こえるのは空気が漏れるような音だけ。









((ジョキッ…ジョキッ…))









私の目の前には大量の髪の毛が落ちている。









小さい頃から、







『Aちゃんは髪の毛綺麗ねぇ』







『Aちゃん髪の毛サラサラ〜』






って褒められてきたのに…









ずっと…大切にしてきた髪の毛が…









目の前に無残に落ちている。









((ガクッ…))




私は膝から崩れ落ちた…









(((ギャハハハハ)))








やめて…








やめて、やめて、やめて…







頭の中が真っ白になった私は、






教室を飛び出した。

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