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仕事を終えて、家に戻るといつもよりお洒落したなまえが待ってた。
ジャケットを羽織って行こ、と促すと嬉しそうに俺のあとをついてくる。
｢今日はね美味しそうなとこ見つけたんだ｣
｢ほんま？どんなとこ？｣
｢洋風のレストラン。ちゃんとした格好じゃなくていいから大丈夫｣
楽しみ！ってにこにこしながらレストランまでの道を歩く。
大きめのMA_1にニットのセットアップワンピースに高めのヒール。
いつもより大人っぽいなまえにくらくらする。
レストランで、いつもより豪華なディナーをした後お目当ての場所まで少し歩く。
｢なまえ、足痛くない？大丈夫？｣
｢うん、へーき。てか美味しかった〜、ごちそうになったけどいいの？｣
｢いーの。そんなの気にしなくて｣
ありがとう、って少しくっついてきてくれる。
少し人通りがないところだから俺も腕を差し出すと、きゅっと腕を組んでくれる。
｢ん、ここだよ｣
｢おお、観覧車や！｣
｢久しぶりに乗りたいなーって。｣
チケットを買って観覧車に乗り込む。
ゆったりした時間が流れてて、近い地面がゆらゆらと離れていく。
｢むちゃくちゃ綺麗、｣
｢ね。なまえと見れてよかった｣
｢ふふ、わたしもカイくんと見れて嬉しい｣
あれスカイツリーちゃう？って窓にべったりのなまえは携帯で夜景を撮りまくってて、そろそろてっぺんに差し掛かる。
｢なまえ、｣
｢ん？｣
｢俺ね、なまえの事大好き｣
｢うん、｣
｢ずっと一緒にいたいって思ってる｣
｢…、うん、｣
｢けどさ、口約束したくないじゃん、ちゃんとしようと思って。｣
｢…ん、｣
緊張して、あまりうまく話せない。
もっとかっこいいこと言いたかったのにな。
ポケットから指環を取り出す。
｢俺と結婚しよう｣
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逢琉(プロフ) - さーちゃんまんさん» はじめまして。ありがとうございます。お言葉非常にありがたいです。頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 8c804e470d (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - はじめまして！成人式だったんですね。おめでとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2018年1月9日 13時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢琉 | 作成日時：2017年12月27日 23時
