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朝目覚めたら、カイくんは携帯を持ったまま寝てて可愛い寝顔をしてる。


「…今やったら触れるかな、」


白いシーツに覗くしなやかな筋肉と、つややかな肌、それと綺麗な鎖骨。
付き合って2年、未だに1回も触ったことないし息を吹きかけただけ。

電車で偶然出会った外国の人が触れたってどれくらいの確率なんやろ、、


ぎゅっと抱きつくとカイくんはわたしに腕を回す。
カイくんは無意識にわたしに毛布がかかってるか心配してかけてくれたりする。


「ん、、」

起きてない、やるなら今!!!


そーっと鎖骨に指を伸ばす。
ぴた、と指が触れそうになったとき、視線、というか目線が180度変わった。


「ひぇっ」
「…なにしてんの、」


前髪をだらりと垂らして、わたしの上に馬乗りになったカイくんは寝起き特有の掠れた声で腕を抑える。

「や、あの、」
「わるいこ」


耳元で色っぽい声が紡がれて、ぞくっとする。

「もうしない?」
「…っし、しいひん、」
「ほんと?」
「し、しません、、」


つー、っと腰のラインを撫でられてびくっと反応してしまう。

「…いいこ、」


ちゅ、とキスされてふにゃっとそのまま上に乗っかったまま寝出す。

「っえ、うそやろ、」


すーすーと寝息を立てて眠るカイくんの頭を撫でて、寝顔を見つめる。
さっきの色気があった顔とは打って変わって今は子供のよう。


「…あー、やば、すき、、」

顔を見つめるだけで好きを感じて胸が高鳴る。
ぎゅっと抱きしめて、ずっと一緒にいたいなあ、なんて思う気持ちを抑えてうとうとと目を閉じた。

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逢琉(プロフ) - さーちゃんまんさん» はじめまして。ありがとうございます。お言葉非常にありがたいです。頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月9日 23時) (レス) id: 8c804e470d (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - はじめまして!成人式だったんですね。おめでとうございます!これからも楽しみにしてます! (2018年1月9日 13時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:逢琉 | 作成日時:2017年12月27日 23時

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