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大阪駅に降り立ってそこらで話す馴染みのある関西弁にも、夢の国の広告じゃないユニバの広告見て、なまえは楽しそうにはしゃいでて、カイくん!って呼ぶ。
「はいはいすぐ行くよ」
「とりあえずホテルに荷物おきにいかな!」
駅の中でふわりと香るたこ焼きの匂い、東京では感じられない歩く速さのペースも新鮮で自然と笑顔がこぼれる。
「あ、こっちちゃう?」
「そうかも。行こっか」
ホテルの方向に歩いていって、無事チェックインを済ませて荷物を置くと少しゆっくりタイム。
なまえは部屋を見て部屋からの眺めを見たりしてる。
「カイくん!お風呂広い〜〜!」
「じゃあ一緒に入れるね?」
「え、」
軽く荷物を開けて、充電器とかなまえのアイロンのコテとかをドレッサーの近くに置きながら話す。
「入んない?」
「…入る、」
ぽんぽんと頭を撫でて軽く触れるキスをおでこに落とすと、ゆるゆるの笑顔で笑うなまえが可愛くて。
「俺ちょー幸せ」
「わたしも」
今日と明日しか二人っきりの旅行は楽しめない。
ホテルの中だけじゃもったいない。
「よし!いこ!」
「ん!」
大きなボストンバッグから取り出すお揃いのパーカーに着替えて上着を羽織る。
今からユニバーサルスタジオジャパンに突入です。
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逢琉(プロフ) - さーちゃんまんさん» はじめまして。ありがとうございます。お言葉非常にありがたいです。頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月9日 23時) (レス) id: 8c804e470d (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - はじめまして!成人式だったんですね。おめでとうございます!これからも楽しみにしてます! (2018年1月9日 13時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:逢琉 | 作成日時:2017年12月27日 23時