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今日はなまえがちょっと不機嫌。
番組でグラビアアイドルの方とお話させていただいて、流れでお姫様抱っこをしてしまった。
｢…なまえ、ごめんね？｣
｢…ううん。別に怒ってへんよ｣
でも、なまえはしょんぼり。怒ってるってより悲しそうで悪いことしちゃったなあって。
｢…カイくん、｣
｢ん？｣
背中を向けてるなまえの頭を撫でながら、ん？って言ったらこっち向いてぎゅーって抱きついてくる。
｢あんなあ、怒ってないねん。ほんまに。でもなあの時カイくんにこにこしてて、寂しいし、ヤキモチ焼いちゃった。｣
｢…ん、ごめんね。｣
｢…カイくんお仕事やから分かってるつもりやってんけど、わたしあかんなあ、｣
どんどんしゅんってしてって俺の肩に頭を乗せたまま少し涙を溜めてる。
｢…俺ねあの人お姫様抱っこして、なまえの事思い出したよ｣
｢え、？｣
｢なまえをベッドまで運ぶのにお姫様抱っこした時のこと！｣
すこしきょとんってして、涙目でこっちを見つめるなまえの頭を寄せておでこにちゅ、ってキス。
｢ベッド運ぶ時、すぐそこなのに運んでって言うなまえのこと思い出してちょっと楽しくて。｣
｢…やからあんなににこにこしてたん、｣
俺がにこにこする時は、超特急のみんなで馬鹿やってる時、ダンスがぴったり揃った時、ライブの時、8号車のみんなといる時、それから、なまえといる時。
グラビアアイドルの女の人でにこにこするような男じゃないよ。
どんな綺麗な人でも可愛い人でも、俺にはなまえが一番なんだから。
｢…俺はなまえが一番だよ、ほんとに｣
｢うん、｣
｢なまえしかいらない｣
｢…ん、｣
そう言えば、なまえは顔を赤くしてもういいよ、って顔をぎゅって俺の胸に押し付ける。
｢だからね、自信もってよ。｣
｢むり、今共演してる人だって綺麗だもん｣
｢俺はなまえの方が綺麗だと思ってるよ｣
｢全世界の男敵に回してる｣
｢俺からしたら俺以外の男はみんな敵ですう｣
いつ俺からなまえが取られるかわかんないからね、って言ったら耳まで真っ赤にさせてるなまえを抱きしめた。
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逢琉(プロフ) - さーちゃんまんさん» はじめまして。ありがとうございます。お言葉非常にありがたいです。頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 8c804e470d (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - はじめまして！成人式だったんですね。おめでとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2018年1月9日 13時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢琉 | 作成日時：2017年12月27日 23時
