24.5 ページ31
まず家のドアを開けたら、なまえの靴があることにテンションが上がる。
おかえりってだきしめてくれる。
ご飯なに？って聞いたらすぐ答えてくれる。
にこにこして、癒される。
とりあえず、なんかもうなまえがいないと生きてけない。
ご飯作るのだって大変なのに、俺のためだけに作ってくれてそれだけで幸せ。
｢なまえまだー？我慢出来ないー｣
｢もう出来んでー｣
テーブルの上に乗せられたグラタン、今日寒いって言ったからかな。
ふーふーしながら美味しい料理を味わってたらずっと俺の方見てくる。
食べてるところが見たいって言ってにこにこ。
｢美味しい、｣
｢よかったあ｣
なまえがいない日はご飯も食べない日だってあるし、広いベッドで寝るのもさみしい。
帰る時に電気がついてないだけでテンションも下がる。
ていうかなまえから今日行っていい？って連絡が来ないだけでその日1日テンションは低め。
それくらい、なまえにご執心。
なまえがいてくれたらいいだけなんだ。
｢あのさ、なまえ｣
｢ん？｣
｢…いつ俺んちに住んでくれるの？｣
にこにこ笑顔から真顔できょとん。
すっごい驚いてる。
こないだアパートの契約が切れるって話はしてたから、引っ越そうかなって聞いてる。
なまえが来てくれるなら、もうちょっと大きい部屋に住もうとも思えるし、…今なら、今の俺ならなまえの融通も聞かせられる位器のでかい男になれてると思う。
｢…ほら、そろそろ契約切れるって話、してたじゃん｣
｢う、ん｣
｢…俺の家、住んでよ。｣
ぽけっ、て口開けて立ち上がって俺に抱きついてきた。
｢わ、｣
｢…ん、カイくんと住む。｣
｢…ほんと？｣
｢もお〜だいすきかいくん！｣
ぎゅうぎゅう抱きしめて少し涙声で、カイくんの全部好き、なんて耳元で言われたら俺だってってなる
｢俺もなまえの全部好き。｣
(最近カイくんすきすきまる)
(なにそれ)
(めっちゃめちゃ好きってこと)
(そんなの俺ずっとだよ)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 342人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
逢琉(プロフ) - さーちゃんまんさん» はじめまして。ありがとうございます。お言葉非常にありがたいです。頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 8c804e470d (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - はじめまして！成人式だったんですね。おめでとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2018年1月9日 13時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：逢琉 | 作成日時：2017年12月27日 23時
