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連絡先を渡された時、ほんまにドキドキしてて家にどうやって帰ったかも覚えてない。
緊張しながら連絡したのは覚えてる。
その日から、今日はバイト？って連絡が来てバイトだとか今日は違うとか返事するのが日課になった。
ご飯いこって言われた時は緊張して、友達に服選んでもらってっていうのを何回もした。
｢今日はカイくんありがとう｣
｢こちらこそありがとう。｣
多分連絡はほぼ毎日取ってたし、電話もたまにしてた。
告白がないだけで、デートは何回もしてたなって今なら思う。
でも、絶対わたしからは連絡しなかった。
月に2回くらい夜ご飯やのランチやのってご飯誘われて、なんでこんな誘ってくるんやろとも思ってた。
結局出会って半年くらい経った時、バレンタインの季節が来てめちゃくちゃ練習した。
男の子に作るのなんかいつぶりやねん、とか思いながら真剣に、割と本命で作った。
14日に渡したら彼女いたらあれかな、とか変な気回して前日に渡すことにしてはじめて連絡したら思いの外即レスで返ってくる。
当日、待ってたらスタイルのいいカイくんが来た。
男前って遠目でもすぐ分かるよなあ
｢あ、カイくん｣
｢どうしたの寒いのに｣
忙しいからバレンタインとか眼中にないかな。
チョコ食べる暇あんのかな。
｢…これ｣
｢くれるの？｣
｢うん、あげる。寒いのに呼び出してごめん｣
心無しか嬉しそうだったから、良かった、と思ったらいつの間にか抱きしめられてた。
｢俺ね、なまえのこと好きなんだ｣
｢え、｣
すきって、なに、って混乱で固まってたら抱きしめてた腕を離してぎゅって手を握ってくれる。
｢俺一応芸能人だしね、なまえのこと寂しい思いさせると思うんだ。でも、好きなの。ほんとに。｣
｢…え、あの、｣
｢だから、だからね、俺の彼女になってください｣
こんな素敵な人がわたしに？ってなって見つめたら、ドッキリなんじゃないかとか思って考えてもいいかって勿体ぶった。
その日どうやって帰ったかも覚えてなくて、カイくん絡むと家の帰り道忘れすぎてる。とか思ってとにかくカイくんの事しか考えてなかった。
答えは決まってるのに考えるなんか言ったからいつ返していいかも分からへんくなったけど、カイくんの彼女になりたくて、
14日の23時過ぎに連絡返そうとしたら間違えて電話かけて、勇気出して彼女にしてくださいって言った。
けど、実はその後に事件があった。
それはまた別の話。
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逢琉(プロフ) - さーちゃんまんさん» はじめまして。ありがとうございます。お言葉非常にありがたいです。頑張りますのでよろしくお願いします。 (2018年1月9日 23時) (
レス) id: 8c804e470d (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - はじめまして！成人式だったんですね。おめでとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2018年1月9日 13時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢琉 | 作成日時：2017年12月27日 23時
