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br「じゃ、A行こう！」
「え、もういいの？」
br「うん。あとは部隊のみんながやってくれるから。それに多分この後シャークん辺りが引き継いでくれるんじゃない？」
「そっか！なら、安心だね。」
兵達にお礼を言って、ここを後にする。目的はもちろん、brooookおすすめの場所。
少し街から外れるみたいだけど自然豊かで景色がすごい綺麗みたい！すごい楽しみだ！
少し森を抜ける。
「わぁ！すごい！すっごい綺麗！」
城と城下町を一望できる丘みたいなところに来たんだけど……
なにこれめっちゃ綺麗！絵に書いたような景色。活気溢れる城下町。そこを囲むように気が生い茂る森。
どれも綺麗で見とれてしまう。
br「たまたま見つけたんだ。まだ誰にも言ってないから、ここに来るのは僕以外Aが初めてなんじゃないかな？」
「そうなんだ……」
嬉しさとか混じって気持ちが大混乱。
br「ねぇ、A。」
少し声のトーンが下がり少し驚いた。
「？……なーに？」
そう聞けば僕の前にいきなり飛び出してきたbrooook。咄嗟に後ろに下がる。崖だから危ない！
「brooook！危n((br「A！ありがと！」
笑うbrooook。その瞳は濁りなんかなくて。透き通るような赤だった。
「……？…え？」
いきなり、お礼を言われてあっけに取られる。
「な、何が……？」
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作者名：廻忌 | 作成日時：2022年1月11日 21時
