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nk「なんでも聞く！」
「え、なんでも？」
nk「いや、ごめん。できないものもある。」
「嘘じゃんw」
nk「で、でもできるだけ聞くから！」
「なら、ちょっと付き合って！」
そう言ってnakamuの腕を引いて総統室を出た。戸惑いながらも着いてくるnakamu。
nk「え、どこ行くの？」
「息抜き息抜き！」
さっき時計みた時もう十四時になっていた。お昼も食べずにそのまま続けるのは体に良くない。
だから食堂に向かった。
nk「食べるのはいいけど自分たちで作らなきゃね。」
もうとっくの前にお昼をすぎたからご飯など余っていない。だから来たんだけどね。
「はい。ここ座って。」
nk「う、うん。」
「少し暇になるかもだけど許してね。」
nk「うん。って、え？」
ばいばーいと手を振って僕はキッチンの方へ。さて、飲食店経営者。ここで本領発揮します。
まずnakamuに出したのはクレープ。nakamuのために今日は特別メニューで甘々にしてある。
ホイップにいちごを乗せてチョコソースをかける。少し多めにして甘く。
出せばびっくりしてたけど食欲に負けて食べていた。それを確認してまたキッチンへ。
焼いていたスポンジを取り出し飾り付けに。まずショートケーキ。
次にチョコホイップとチョコを削った物を使ってチョコケーキ。
どんどん提供していく。けど数分したらすぐ無くなってる。いや、食欲ありすぎる！
直ぐにクッキーを焼いていく。少し形を工夫して飾り付け。
その間にさっき作っておいた生地を型に流し焼いておく。我ながらすごく美味しそう。
焼いている間にもう一個クレープを作った。どうやら気に入ったみたいでnakamuからオーダーが。
すぐさま渡してあげるとすごく美味しそうに食べてくれた。
チーズケーキもその後にあげるとペロリと平らげた。さすがにびっくりした……
何故僕がいきなりこんなことしだしたのか。それは少しでも今日の予定らしいものをしたかったから。
お店みたいに美味しいかは分からないけど少しぐらいなら雰囲急味わえるかなって。
どうやら満足してくれたみたいですごく感謝してくれた。最後にさっき作ったクッキーをプレゼント。
それぞれメンバーの特徴？を型どったクッキーを作ってみたのだ。後で配る予定。
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作者名：廻忌 | 作成日時：2022年1月11日 21時
