添い寝フレンド【WN】 (ページ17)

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vn「あ、そーだ。今度のイベント俺たち高校の部も出るらしいですよ」

カフェからバーへと切り替わる時間帯、少し暇になったのかグラスを拭きながらハンソルくんが言った。

『イベントって12月にあるやつ？』

vn「そうそれです」

ハンソルくんは高校にあるダンス部に所属していて、今回のイベントが三年生最後の部活動だという。

vn「最後のイベントだからってスングァニが練習しながら泣くんですよ」

『スングァンくん……あのプクッとしてる子だよね？』

何度か大学のダンスサークルに遊びに来ていた子達の中にいたようないなかったような……。

でもハンソルくんの反応を見るにあってたみたい。

vn「後輩たちと練習できなくなるの寂しいって」

『そっかぁ、年明けたら自由登校始まるもんね。ハンソルくんは？部が終わったら寂しくない？』

vn「うーん、俺はあんまり。終わりなのは最初から分かってたし、大学で会えるような奴らばっかりだから」

『なんかハンソルくんらしいね』

vn「それ褒めてます？」

『褒めてるよぉ。』

そこまでテンポよく会話して気づいた。

わたし参加しないじゃん。