添い寝フレンド【WN】 (ページ13)

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wz「俺らの学棟の食堂飽きたからこっち来てみた」

ジフンが私の食事を見つめながらそう言う。工学部と体育学部の学棟の食堂には私は行ったことがないけど、何やら国際学部が入っている学棟の食堂の方が美味しいと学生の口コミで広がってるらしい。

『もう少ししたら人気メニュー無くなっちゃうから早い者勝ちだよ』

そう私が言うと、三人は兎のように注文カウンターまで走り去って行った。

そんな三人の後ろ姿を見つめながら早く食べてここから居なくなろうと決めた私の思い叶わず、５分もしないうちに帰ってきた三人は、私を囲むように座った。

少しづつ増えてきた利用者の目が痛い。

ダンスサークルにはイケメンで人気者の有名な人達が10人いる。さっき会った三年の先輩三人と、今私を囲む三人と、一個下のソクミンくん含む三人。

……あとウォヌ。

人気者に囲まれる女と言うだけで反感買うんだからと思いつつ、そうならないために広く浅い交流を続けてきた私は特にこれといったトラブルに巻き込まれたことは無い。

学食の人気メニューを大きい一口で食べ始めた三人の中のスニョンが、思い出したかのように口を開いた。

hs「あ、そーだ。A今回のイベント不参加ってマジ？」

『なんで知ってるの？』

jn「ホントなんだ……」

私の返事に驚いた表情を浮かべるジュン。

え、ウォヌとさっきダンスサークルで名簿を見られた先輩二人にしか言ってないのにどこで知ったんだ？

wz「さっきダンスサークル寄ってきたんだよ、その時にジョンハニヒョンが文句言ってた」

はてなマークが浮かんでいたであろう私を見て、補足するようにジフンが言った。

何だそういう事ね。

ジョンハン先輩がそう言って回るなら、この話がサークル内に広まるのも時間の問題か……。