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fw side

『もしもし?もしもし?聴こえてますかぁー?もしもし?!』

「はいもしもし聞こえてるのであんまり声量上げてこないでもらっていいですか?????」

俺がdiscordをかけたのは紛れもないもちさん

本当は社長と3人で通話したかったのだが作業に追われてるらしい、社長ってやっぱ大変やな!

『っあ、もちさん用件なんですけど、』

「大体予想はついてますよ。甲斐田くんとAさんのことでしょ、嫌な予感はしていましたがここまで酷いとは…」

やっぱりもちさんも思ってたかぁ〜…

『いや正直なんか…あいつのあんな所みたくないっす…』

「気持ちは分からなくもない。というか現に僕達もやっと現状を受け入れてきたのに、当の本人があれじゃしんどいですよ…」

『晴、あの感じほんとにAちゃんの記憶だけない感じっすよね、俺どうしたらいいか』

そう。甲斐田、俺のコブンはAちゃんと面識がある。

面識どころか……

「不破くん、次のロケ。聞きましたか?」

『いや、全然聞いてないっすね』

「僕もとても不謹慎だとは思ったんですけど、






心霊スポット巡りだそうですよ。」


は?


『え、え、D達正気なんか!?』

「まあ、僕も最初はそう思ったんですけど…だいぶ前から決まっていたみたいで、ゲストとして霊媒関係の方も来るんだとか……」

『は、はあ…』

「Aさんが居なくなってからもう少しで1年経ちますしね
全員が予想外だったんでしょ…」

『いやもうなんか俺耐えられるかわかんないっす…色々と』

「それは僕も同じだよ、ただこれが吉とでるか凶とでるか、少々荒治療ですが…もしかしたら甲斐田くんの記憶が戻るかもしれない」

『…まあ、否定は出来ない……すね』

「とりあえず今は、無理にAさんの話をしても混乱するだけだと思うから、僕達はいつも通り過ごしましょう」

「スタッフたちも流石に配慮出来ると思うので」

『ッスゥーー……そうっすね、いやすんません、お時間取らせてもらって』

「大丈夫だよ、Aさんの存在は僕らにとっても大きかったもんね。甲斐田くんなんて……特に



















まさか 自分の恋人が 交通事故に合うなんて、ね」

そう言ってもちさんとの通話を切った。





そりゃああんだけ大切にしてた彼女失ったら

記憶も飛んでもおかしくないやろな。

俺でも未だに信じられへんよ

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作品ジャンル:恋愛
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ビール=ビールEX(プロフ) - まゆさん» 閲覧ありがとうございます!ちょっと不穏な空気が多いですがこれから色んな展開になるので楽しみにしてて下さい! (2022年11月14日 1時) (レス) id: af798582c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 投稿お疲れ様です!お話の構成が大好きで毎日更新されるのを楽しみにしてます!途中から涙が止まらなくてティッシュと一緒に読んでますwこれからも更新頑張って下さい! (2022年11月13日 23時) (レス) id: 1c95ee2eca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ビール=ビールEX | 作成日時:2022年11月12日 1時

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