20_ ページ21
『まず霊にとかじゃなくて、涙止まらないことにビビって』
『あん時に「あ、いるわ」って思った。』
[ヒェッ…]
[怖]
『外側に出た時の向こう側が、ほんとにねぇ、なんかいる感じがしたの』
『しかもこれ感覚なの全部！…表せない感覚なんだよ』
『実際に何かが見えたとか聞こえたとかじゃなくて』
『本当に「いる」っていう感覚があるの。ちょー怖いよ』
[やばすぎ]
[怖すぎ]
『しかも単体じゃなくて、向こうの方から集合体がざわざわざわっている感じなのよ。歩いてたのも 意識はあるんだけど』
『催眠術と同じ感じだったんよな。向こう行かなきゃいけない、って足が止まらないみたいな…』
『そしてちょっと歩いてたら、もちさんが「それは意図してやってんの？」って言われた時に…あっ、やばいなって思った。』
『で、その時にまあ動画ではカットされてたんだけど「こっちに来ないで！」っていう人がいたの』
[剣持のあの一言まじゾッとした]
[甲斐田やばいじゃん]
『その、激ヤバな奥にいる集合体の他に、あの分かんないんだけど。どう説明したらいいか分からないけど多分、女の人だったと思う！』
『なんか、大人の女の人みたいなのが「こっち来ちゃダメ！」って念を送ってる感覚がした』
[いい幽霊さん…？]
[こわいて]
『びっくりやろ？意味わからんじゃん？でも感じるんすよ！』
『で、後から先生に聞いたら。いい人だった、守ってくれてた。みたいな話をされたんですけど』
『「こっちに来ると戻れなくなるよ」みたいな感じ言ったとか聞こえたとかじゃないんだよ』
『「こっちきたらまずいよ」「外に出な？」って感じでなんか分かんないけど、自分の第六感みたいな感じでそっちに背向けたらまずいかな…って感覚があってそのまま後退したんだよね。』
[幽霊さんナイス]
[甲斐田守ってくれてありがとう]
『で、先生が言うにはあの後女性が着いてきてたらしいんだけど。それはあんまり感じなかった。ただ、あれはめっちゃいい霊だった』
『霊っていうか…いい人だったと思うんだよな』
『「もうやめな？」「こっちきたらこれ以上はマズイいから戻りな？」みたいな感じの…本当に感覚でしか言えないんだよな』
『トンネル入るまでは一緒に居てくれたと思うんよな、その後感覚消えちゃったけど…』
『憶測だけど悪い霊はトンネルに入って来れないとおもうんだよね』
[トンネル安置じゃん]
『…wそう、トンネルは安置だったと思うんだよね』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 284人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ビール=ビールEX(プロフ) - まゆさん» 閲覧ありがとうございます！ちょっと不穏な空気が多いですがこれから色んな展開になるので楽しみにしてて下さい！ (2022年11月14日 1時) (
レス) id: af798582c2 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 投稿お疲れ様です！お話の構成が大好きで毎日更新されるのを楽しみにしてます！途中から涙が止まらなくてティッシュと一緒に読んでますwこれからも更新頑張って下さい！ (2022年11月13日 23時) (レス) id: 1c95ee2eca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ビール=ビールEX | 作成日時：2022年11月12日 1時
