Love is best (ページ7)

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小悪魔 [k.t] ページ7

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月に一回やってくる

Aの弱っちゃう日。

『入るね？』
「うーん、かいと、来てくれたんだ」
『今回もしんどそうだね、なんか食べれそう？』
「んー今はやだ」

そう言ってすぐに布団に潜り込んでしまう

そう、ワガママ女王に大変身しちゃうんだ、2、3日だけ。ね。笑

「カイ、さむい。」
『温度上げよっか？』
「ちがう。来て」
『ははっ、はいはい笑』

顔は俯いたまま、手を広げて待っている彼女が愛おしすぎて、

いつも甘えてばっかな俺も、この日だけは、甘えさせてあげられるの

「もっとギュッてして」
『もっと？しょうがないなあ～』
「ね、カイ」
『ん？』
「ちゅ、して」

こんな状況なのにキュンってしちゃう、今にも蕩けそうな顔で、好き好きオーラ全開のAがどうしようもなく可愛い、閉じ込めちゃいたい。

でもキスしたらスイッチ入っちゃいそうで

『だめだよ、ゆっくり寝てないと、ほら』

ギュッと抱きしめて髪に指を通す

「やだ、」

更にぴったりとくっつく身体
ほんとにさ～、かわいすぎない？

『ワガママ女王だっ』

ちゅ、と軽くキスをする

「カイ、すき」

蕩けた顔で爆弾落としてくるもんだから
思わず、もいっかい。

『ね、止まんないかも』

深く深く舌を絡ませようとすると

『いった！こら！』

容赦なく噛まれる唇

「だめだよ、できないもん」

くるっと後ろを向いてしまう悪魔

もうあれは小悪魔だ

後ろから黒いオーラが見えるもん。

ずっとこんな感じでお預け食らっちゃうんだけど

毎回俺も同じ手にハマっちゃってて

結局、女の子の日のワガママ女王な小悪魔Aも大好きなんだ

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『ね、俺、今めちゃくちゃ溜まってる』

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ほんの少しの仕返しとして、Aの耳元で囁く

もう、ばか、ってビックーン上がる肩。

俺はコレで満足だからお粥でも作ろ～っと、

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「カイ、マック食べたい」

『今回は食べれる日なのおー？！』

こうやって振り回される日も、悪くないね、

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