♯漢の見せ所�� ページ42
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放課後になって生徒会室に向かうと、
S9全員が揃っていた。
私の名前を呼びながら出迎えてくれることに、
今では懐かしささえ感じてしまう。
『 それで、話って…？ 』
深澤「 初めに言っときたいんだけど。
もしかしたらこれから先、
Aを苦しめることになるかもしれない 」
『 えっ… 』
深澤辰哉の言葉をそのまま解釈してしまうと、
嫌な予感しか思いつかなくなる。
でもそれは聞かなければいけない気がして、
私はゴクリと唾を飲み込んだ。
いつものようにおちゃらけた感じは一切なくて、
稀に見る真剣な顔つきに、私も向き合った。
『 大丈夫です。受け止める覚悟はしています 』
宮舘「 考えてみたんだけど、
ここは俺が代表して言おうと思う 」
宮舘涼太の案に賛同した彼らに目を向けた後、
私の前で立ち止まった宮舘涼太を見つめる。
静かに微笑んだ宮舘涼太はまるで
�� 大丈夫だよ �瓩藩遒礎紊�せてくれているみたい。
宮舘「 俺は、Aのことが好きだよ。
もちろん、仲間として 」
『 あ、ありがとうございますっ 』
宮舘「 俺らに本気でぶつかってきたり、
一緒になって泣いてくれたり、
一生懸命相手してくれるAに出逢えてよかった。
Aの存在が、俺達S9の光になった 」
『 そんなこと、 』
宮舘「 そして、Aのことを
本気で好きになってしまった。
もう気づいていると思うけど… 」
振り返って、後ろに並んでいる彼らに目を向ける
宮舘涼太越しに全員と目が合う。
薄々気づいていた。
急すぎるアプローチも、ぎこちない空気感も…
分かっていたけど目を背けてきた。
だって、私の存在が彼らの仲を
壊してしまうことが怖かったから。
宮舘「 コイツらは本気なんだ。
だからAも本気で向き合ってほしい。
今までそうしてきたように 」
『 涼太さん… 』
宮舘「 それが俺からのお願いだよ 」
私の肩に手を乗せた宮舘涼太はすれ違いざまに
小さな声で呟いた。
宮舘「 じゃあ、俺はそろそろ行こうかな。
…美希ちゃんが待ってるだろうから。笑 」
生徒会室のドアが閉まる音と共に、
私は俯いていた顔をあげた。
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柚月 - S 9が主人公のことを取り合いみたいな感じのお話がみたいです (2021年2月19日 19時) (
レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
leechan - 稟さん» コメントありがとうございます！S9なりのコテンパンを表現したかったのでこういう展開にさせて頂きました。リクエストに応えられず申し訳ありません… (2021年2月19日 2時) (レス) id: 450613ba4d (このIDを非表示/違反報告)
稟 - 主人公ちゃん大好きなスノ達とお友達が、嫌なヤツをコテンパンにするのが見たいです笑。 (2021年2月13日 21時) (レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
leechan - 安寿香さん» 理解できずすみませんでした！SnowManからのそういった表現はありませんので、ご安心ください！ (2021年2月12日 10時) (レス) id: 0e14fa8bf7 (このIDを非表示/違反報告)
安寿香(プロフ) - leechanさん» SNじゃなくてSMでしたね汗 多分打ち間違えです！ (2021年2月12日 1時) (レス) id: 491c0ff4a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：leechan | 作成日時：2021年1月21日 0時
