怪異ト七不思議 (ページ3)

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七不思議ノ零番目ページ3

らっだぁside

コン｢ねぇねぇ、七不思議の零番目って知ってる？｣

らだ｢え？知らないけど…そういうの興味あるんだ…｣

コン｢なんか面白そうだったから？｣

かなり適当…それでいいのか？

らだ｢零番目？そしたら七不思議じゃなくて八不思議じゃ…｣

コン｢それはそうだけど零番目らしいよ？｣

そういうことなんだ。なるほど←

コン｢噂によるとさ…

放課後の旧校舎の学習室に現れるらしいんだ。
そしてお願いすればなんでも消してくれるらしいんだけど、その代わりに"なにか"を求められる。そしてそれを次の日の出会った時間までに渡さないと…自分が消えちゃうんだって！｣

らだ｢怖！何それ…｣

イキイキしてるな…

キーン⤴コーン⤵カーン⤴コーン⤵

コン｢あ、鳴っちゃった〜…らっだぁ放課後行こう！｣

え？

─放課後─

らだ｢うわぁ…｣

来ちゃった…来たくなかったんだけどなぁ…

コン｢あ！らっだぁだ。行こ！｣

らだ｢ちょ！待って！？｣

─学習室─

コン｢本当にいるかな〜？｣

らだ｢なんか綺麗な感じが…｣

ふわっ

らだ｢うわぁ！？風か………あれ？コンちゃん？｣

？？｢コンちゃん？さっきの男の子？｣

なんか女の子の声が！？

らだ｢誰！？｣

(零)｢ども〜。七不思議の零番目だよ〜。でも言いづらいと思うから(零)って呼んでね〜。｣

…思ってたのと違うのが…
黒髪の星の髪飾りって…
え？これが七不思議の零番目？

(零)｢失礼だな〜。れっきとした零番目だよ〜。あ、そうそう、コンちゃん？とかいう子なら燈火に囲まれてるよ？ほら。｣

らだ｢コンちゃん！？って居た！｣

仰向けに倒れてるコンちゃんを青色だったり紫だったり赤色だったりする火が囲んでる…
いやなに？

(零)｢え？知らない？この火みたいなのが燈火。燈火って分かるよね？｣

らだ｢知らないよ！｣

(零)｢えぇ…動物や人の魂の総称なんだけど紫は純粋な怪異になったやつなんだ。多分怪異の仲間にしようとしてるよ？｣

らだ｢ええ！？助けなきゃ！助けて！｣

(零)｢と言われても…君特に消してほしいの無いでしょ？助ける義理もないよ？｣

らだ｢じゃあ助けて！この火を消して！｣

(零)｢なるほどご了承。さぁ暴喰くん。悪ーい燈火を喰らえ！｣

to be continued…