今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:335 hit
小|中|大
3 ページ4
私は鹿島の弟の近くに寄り、足を崩して座る。
『……ねぇ』
「?」
『鹿島が、君のお兄ちゃん?』
「う」
『君の名前、教えてくれる?』
「う、こた」
『こた、か。良い名前だね。』
「う」
思わず虎太郎の頭を撫でる。
『あ、ごめ…?』
虎太郎は少し熱っぽい気がした。
『ね…私、AAってーの。』
「う?」
『鹿島の友達、私と仲良くしてくれる?』
「う」
『………こた、鹿島と変わったげようか?』
「うーう」
虎太郎は首を横に振って、大丈夫と言う。
私は虎太郎の近くに座って小説を取り出す。
『しんどかったら言ってな。私は察しが良い訳じゃ無いし、言われないと分かんないから』
「う」
急な環境の変化によるストレスでの熱、かな?
牀李も良くあるから、しょうがないとは思うけどな。
虎太郎は我慢強いのか、それとも……
まぁ、人様の事情に突っ込んだりしない方が良いよね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:壊 | 作成日時:2024年3月18日 13時