大切なもの ページ14
――ジンside――
あの後、僕達は八神の家へと帰った。
僕と、ユウヤと、八神と、3人で。
Aは、いない。
Aは、拉致された。
僕も、ユウヤも、八神も、皆、涙を流した。
僕にとっては初めてだった、こんなに悲しくて、辛い、Aのいない夜は。
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ジン「ごちそうさま．．．。」
八神「ジン、全然食べていないじゃないか、良いのか？？」
ジン「もう．．．別に．．．．。」
ﾊﾞﾀﾝ
僕は、居間のドアを開けて、2階の部屋へと向かった。
ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ．．．
階段を上る音でさえ、切なく思えた。
気が付けば、頭の中は、A、A、A一色だった。
僕は部屋に入り、クッションに頭を埋めた。
クッションが変色するほど、涙を流した。
やがては、涙も枯れた。
きっと．．．バン君は悠介さんの死によって、悲しみに沈んでいるだろう。
でも僕は、生きているAに会えない、という事が悲しい。
生きているのに、会えない。
生きているのに、会えない。
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明日、バン君の家に、行こう。
バン君を、説得してみせる。
そして、必ず、Aを探し出してみせる。
僕は、そう、決意した。
そして、僕達からさまざまな物を奪ったイノベーターを．．．
必ず、倒してみせる。
おじい様の昔の優しさ、僕たちの家、エンペラーM2、そして．．．
A。
絶対、イノベーターを倒してみせる、この手で。
ラッキーアイテム
革ベルト
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灰原刃 - 春にメール届いた！！もう大丈夫！！ (2011年12月27日 21時) (
レス) id: 263a767d90 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - ありがとう！！ (2011年12月26日 21時) (レス) id: 3ef893b0fe (このIDを非表示/違反報告)
灰原刃 - そのまま書き込みしてくれてもいいし、自分の作ってもいいよwwいっぱいチャットしようぜ！！ (2011年12月26日 21時) (レス) id: 263a767d90 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - ここの掲示板って、自分のも作っていいの？ (2011年12月26日 21時) (レス) id: 3ef893b0fe (このIDを非表示/違反報告)
アリス - わかった！！！ (2011年12月26日 21時) (レス) id: 3ef893b0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：灰原刃 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/kaidozin/
作成日時：2011年11月6日 21時
