カイダン50 ページ16
A××
夜
ツ『シカタナイ星人のみなさんようこそ！』
彗「劇的な登場は人を救世主に見せる！
例え、どんなマヌケな登場だろうとねー」
ツ『あたしの仲間にコレ(メガホン)は
いらないよね…』
「一人一人の目を見て名前を呼んで」
ツ『・・・脇谷玉子さん
御手洗いるまくん
畠はたろうくん
轟木治くん
チョロリこと甲羅ちひろくん』
彗「話をしろ。
みんなについてお前が知っていること。
お前だからこそわかるこいつらの気持ちを、
同じ温度で同じ空気で同じ呼吸をしている
お前だからこそ言えること。」
ツ『…この生徒会室の物置には
みんなの『大事』がいっぱい詰まってるんだね
隠れ場所探しててよく分かった。
いるまくんが好きなのは食べること。
でも卒業したら、
お父さんにステーキ料理を
作ってあげたいんだよね？
びっしり書いた研究ノート…
畠君はトランペットが大好き。
壊されてもこうして修理をして
大切にしている。
轟君は絵がすっごく上手。
漫画家目指してるのかな？
チョロリ君はメカオタで、
なんでも作れちゃうんだよね』
ツバメちゃんは、
御手洗くんの料理研究ノートと
畠くんのトランペットと
轟木が書いた漫画をと
チョロリくんこと甲羅くんのロボットを
一つ一つ丁寧に机に並べた
い「これ以上触るなよ」
畠「そうだよ！あいつらに見つかったら…」
そういって急いで机にあったものを抱きしめた
ツ「全部奪われちゃうんだよね。
だって見つかると笑われて、
やりたいこともできなくなるから。
あたしこの前まで
みんなのこと全然知らなくて
玉子ちゃんのことすら知らなくて
そんなんで会長面してたなんて
恥ずかしい…
みんなに裏切られたってわかってたけど
悔しかったけど、
でもあれをきっかけにみんなのことを
もっと知りたいって思った。
なんであんなことしたのかなって。
そしたらみんな
精一杯頑張ってることがわかった。
自分の大事を守るために
必死で頑張ってる人たちなんだって…
その楽しみを守ろうと必死で
自分の居場所を奪われそうになっても
黙って従うしかなくて。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありんご♪(プロフ) - Lynxさん» ご指摘ありがとうございます。 (2015年1月27日 7時) (
レス) id: ddecd6b67c (このIDを非表示/違反報告)
ありんご♪(プロフ) - 姫宮のあさん» はずし忘れです。すみません。ご指摘ありがとうございます。 (2015年1月27日 7時) (レス) id: ddecd6b67c (このIDを非表示/違反報告)
姫宮のあ(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう。 (2015年1月27日 7時) (レス) id: e0cd9042f3 (このIDを非表示/違反報告)
Lynx(プロフ) - オリジナルフラグ外し忘れてますよ (2015年1月27日 2時) (携帯から) (レス) id: e04a46986c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ありんご♪ | 作成日時：2015年1月26日 23時
