学校のカイダン Floor１ (ページ35)

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STEP32 ページ35

ツバメside

油「そんときは春菜さんも

そっち側にいるんだろ？」

ツ「ねぇ…」

油「どうせ明日になったら

みんなに合わせて笑ってんだ

私じゃなくてよかった

私は油森くんみたいにならないように

うまくやらないと

って、そうなんだろ？」

「お前もあいつらと一緒だよ‼」

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彗「このまま我慢し続けるのか

もっと痛い目にあっても

我慢し続けるのか」

「なんで怒らない

なんで叫ばない

なんで戦おうとしない

風向きを変えたくないのか

風向きを変えたいなら

戦うしかない

戦って…

全部ぶち壊せ！」
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ツ「…わかんないよ

どうしろっていうの？

わかんないよッ‼

あァァァァァァァァ‼‼

うあァァァァァァァ‼‼」

彗「ハハハハハッ！」

「それでおしまい？

やっぱりバカは

とことんバカのままだなぁ」

ツ「…なんでここに？」

「なによ！なんなのよ‼」

彗「あいつを救いたくないのか？」

ツ「救う？

救うってどうやってよ」

彗「戦うしかないだろう」

「お前の敵は誰だ

だいっきらいだ、許せない、

消えてしまえ、壊れてしまえ‼

今お前の頭の中によぎったものだ

それはなんだ」

ツ「…ぜんぶ

あの学校のぜんぶ」

彗「どうして？」