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30個目 ページ33
こうして小学校最後の一年が過ぎていった
沢山笑い、時には二人の喧嘩に巻き込まれたり、三人で喧嘩して泣いたり
沢山の思い出が出来上がった。私があの日、あの公園で泣いていなかったら二人とこんなに話さん買ったかもしれない、そう考えると奇妙なものである
泣き虫だった私は二人にあって変わった。強くなれた気がする。二人が肌の治療に対するめんどくさがりな心を盗んで捨ててくれた。二人がいじめっ子に負ける心を盗んで捨ててくれた
助けてもらってばっかだなあ
今度は私がバレーで支える番になった。二人を支えていくんだ
そう決意して薄桃色の花びらの中を歩いて行った
引っ越してから三年とちょっと。私と双子は中学生になった
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作者名：まう | 作成日時：2019年2月1日 21時
