【鬼滅の刃】恋柱に惚れられました。【甘露寺蜜璃】

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鱗滝さんに言われついてきているが...


あの人早い...！


見た感じわからないが、声からすると年寄りなはず...


年寄りとは思えないほどのスピードと体力


それに、走っているのに足音が全くしない


あの人はなんなんだ...？


暫く走り、長い田んぼの通路を渡り、山を登った


着いた先は小さな家


『ここが、目的地...ですか...？』


「ここが、今から試す場所だ」


そう言うと鱗滝さんは風呂敷？をとった


そして冷静に言う


「これから山に登る」


『また、ですか...』


まぁこれも修行の一環なのだろう


荷物を小さな家の中に入れ、森へと向かった


着いたのが夕方だったからか、森の中は真っ暗だった


月明かりが微かに地面を照らす


周りは霧であまり見えない


少し疲れてきた


いつまで歩くのだろうか


すると、鱗滝さんがその場で止まった


「ここから山のふもとの家まで降りてくること。制限時間は夜明けまでだ」


『え...』


それだけ言うと霧で姿が隠れ見えなくなった

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