悲しい過去 ページ19
僕は昔、母さんと兄さんの三人で暮らしていた
父は僕が生まれて少ししてなくなった
普通の家庭となんら変わらない生活をしていた
母さんは僕にも兄さんにも差別なく、対等に優しく接し育ててくれた
兄さんも僕とよく一緒に遊んでくれた
他の家よりも少し幸せだと感じていた
だけど、ある出来事があってから、その幸せだった出来事が一瞬にして不幸へと変わっていった
ある日、兄さんは僕を遊びに連れて行くのに山へ一緒に行った
山は僕と兄さんの遊び場だったからだ
この日の時間帯は昼
外はとても晴れていて、遊ぶのに丁度よい温かさだった
楽しくいつも通り遊んでいた僕と兄さんだった
だけど、何か聞きなれない音が聞こえてきて
『兄さん、何か変な音聞こえない?』
「音?大丈夫だろ!」
そう無邪気に笑った兄さんだった
けどやっぱり怖かった
『兄さん、でも...』
「怖いか?なら早めに帰るか?」
『...うん』
怖かった僕は兄さんの問いかけに頷いたが、後からこの回答を後悔することになるとは思っていなかった
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shinba65(プロフ) - 面白いので続き見たいです! (2021年3月13日 17時) (レス) id: ce9d04a369 (このIDを非表示/違反報告)
Tomimatsu/富松(プロフ) - 更新お願いします……好きです応援してます。 (2020年8月31日 23時) (レス) id: 0f8420637c (このIDを非表示/違反報告)
りあぺろ - 面白くて一気読みしちゃいました。もう更新はされないですか‥? (2020年3月10日 14時) (レス) id: bc1b7af7a5 (このIDを非表示/違反報告)
カイ(プロフ) - 47さん» 教えてくれてありがとうございます!!確認しましたが、両方とも誤字ですね...僕の注意不足でした...本当にありがとうございます! (2020年1月20日 22時) (レス) id: ca25174d63 (このIDを非表示/違反報告)
47 - ページ12で、『この機械』とありましたが、『機械』ではなく『機会』ですよ。 (2020年1月19日 11時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カイ | 作成日時:2020年1月4日 10時