社屋の雑用係です！ (ページ6)

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はじめてのおつかいページ6

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今日も事務所走り回ったなぁ
そう思いながら肩を回して、自販機で買った水を飲む

配達で届いた荷物を別の部からまた別の部に運んで、そしたらそこの部から別の仕事頼まれて、そんでもってコピーしてくれだのなんだの…

気づいたら昼を過ぎてた

なんなら自分自身をコピーしたい

「あっAちゃん！今空いてる？！」

「はーい」

「実はさ、treasure直々に伝えられた連絡なんだけど…」

「はい……？」

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「えっと、アイスアメリカーノを10で」

「…10ですか？」

「10です」

「あ〜…少々お待ちください〜…」

事務所のカフェのお姉さんが戸惑った表情で私に背を向けた

事前に頼んでるはずが、どこかのスタッフがすっ飛ばしてたらしくてナウで頼んでしまっている

忙しいのに、申し訳ない

そのミスを私が穴埋めしてる意味もわからないけど
しかもそれがtreasure直々の頼みって…なに

数人で10人分をササッと作ってもらって、流石に10は持てないので箱に入れてまとめて持っていく

これも、この一年で手に入れた知恵だったりする

「失礼します〜」

ノックをして、またあのダンス室に入っていく

まさか本日二度目だなんて…

「コーヒーの差し入れ遅くなりましたー」

mg「ん？なんでお前ここに…」

「頼まれたので」

mg「俺頼んだっけ」

「別の人です」

不思議な目で見てくるマネージャーさん
ここの10人の誰なのかは知らないけど犯人出てこい白状しろ

ワンパンチでも食らわせたろ

…いや、まずミスしたスタッフ誰

jh「あれ、何でいんの？」

「どなたです？私に仕事押し付けたの」

jh「押し付けた？」

「このコーヒーですよ…ジュンギュさん？」

jk「なあに！その疑いの目は！僕じゃないもん！」

「一番疑わしいんです」

jk「違うから！」

ぷんぷん！といったところだろうか…まさにその感じで頬を膨らませて怒った様子のジュンギュさん

アイドルになって学んだんですね
女の子よりもあざとい

hr「あの、これ飲んでいいんすか」

「あ、どうぞ」

hr「あざす」

hs「ルトヤー？人見知り？それともただ照れてるの？笑」

hr「違います違いますそんなんじゃ…」

jh「顔に出てるね」

hr「いや…ちょヒョン勘弁してください…」

いやみなさんあのくらいでいいんです

ジュンギュさんとかも照れてくだされば良かったのに

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