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✴︎ ページ5

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「え退散…」

jh「させないですってば」

「いや退散…する…」

jh「いいですから大人しくここにいて下さい」

「よくないですから退散させて下さい」



ドアノブに伸びていた手にどれだけ力を入れてもびくともせず、ひたすらに私の手首がメキメキと鳴るだけ

やばい粉砕される



「マネージャーさん…」

mg「…なーんーだーよー」

「このドアの外はたぶん破滅寸前です私がいないので」

mg「まだ破滅してないんだったらここにいるんだな」

「何ですって?」



ふざけた叔父だな
と思いながらマネージャーさんの隣に力無く座り込んだ私は、目の前の彼らを見る



「彼ら、練習しないんですか」

mg「おいおい、あいつらの目線は誰に向いてると思ってんだ」

「練習させて下さいよ」

mg「あいつらはAに興味があるんだろ」

「私にですか」



これからダンスの練習なのか、床に座ってストレッチをするヒョンソクさんたち

開脚しながら顔だけはこっちを向いている
怖いなぁ



jh「Aさんって22歳なんでしょ」

mg「ごめん言っちゃった」

jk「AさんAさん!釜山出身って聞いた!」

mg「ごめん言っちゃった」

「叔父でも流石に許せない」

jk「今はどこ住んでるのー?」

「教えたら来る勢いやめて下さい」



マネージャーさんが勝手に個人情報漏洩したせいで、この2人は出会って数分で私のことを熟知している

嫌だな
叔父さん私のことをなんだと思っているんだろうか



jk「あ、僕ジュンギュ!」

「あはい」

jk「握手したいなぁ」

「握手、」



握手は別に社交辞令だからと思って手を差し出したのに、ガッと掴まれた手のひらはそのまま引かれて、ジュンギュさんにハグされる

アメリカ出身?

握手は手でするものではなかったっけ



「ゔ、」

jh「やりすぎだろどう考えても……交代しろよ」



顔は見えずともジフンさん不機嫌だ声が恐ろしい
…いや交代?なんだって?



「…あそろそろ時間やばいなー、仕事が山積みだなー、上司が呼んでるかもなー」

hs「すごい…全てが棒読みだ…嘘なのがバレバレ…」

「帰ります」

jk「帰ります?」

「変なこと言いましたっけ」



mg「おぉ今日も仕事は程々にな」

「それは…上司次第」

mg「…頑張れ」




ジュンギュさんから解放され、しわくちゃになった服を伸ばしながら労働に出向く

今日も社屋の雑用係、一生懸命働きます




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はじめてのおつかい→←マネージャーの姪です!



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名無し92598号(プロフ) - このお話めっちゃ好きです!続き楽しみにしてます!! (1月6日 14時) (レス) id: 01e4d13d34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しょうが風味のけーき | 作成日時:2024年1月5日 0時

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