社屋の雑用係です！ (ページ4)

今日:11 hit、昨日:7 hit、合計:9,334 hit

マネージャーの姪です！ページ4

jihoon

「可哀想なやつなんだよ…入社当初から変わらない仕事内容に苦しめられてて…」

「へぇそんな人が…」

「それでも苦しい顔せず健気に出勤して、どんどん痩せてくよ…」

「死ぬんじゃないですか？その人」

「おま…デリカシーないな」

ジュンギュが傷心的な状態のマネヒョンに対してそう言う

それはないだろさすがに

jk「だって疲労とかで死ぬ人もいるんだし…」

mg「う、うぅ…っ…死ぬなんて…」

「その人のこと大切なんですねマネヒョン」

mg「当たり前だろ、俺の姪っ子なんだからよ」

jk「姪っ子？！」

「め、姪っ子だったんですか？」

mg「…言ってなかったっけ」

ここまでマネヒョンが泣き崩れる理由が今理解できた

親戚で、しかも姪っ子だなんてそれは泣きたくもなるだろう
姪がYGの社畜だなんて

じゃあ、かなり若い人なんだな…

jk「それは尚更かわいそぅ…」

mg「な？そうだろ？俺がどんなに転職進めても、"給料いいんで"…の一点張りだよぉ…」

「給料いいんですか？」

mg「なんでお前はそこに食いつくんだよ」

「何円ですか」

mg「え転職すんの？」

わなわなと震えながらマネヒョンは手元のみかんを剥いて口に放り込んだ

そのみかんを盗み食いするジュンギュは、その姪っ子さんに更に興味を示したらしい
正義感の強いやつ…

jk「名前は？」

mg「キムA、可愛いだろ」

jk「何歳ですか？」

mg「確か…入社したのが21の時だったから、22か」

jk「いける」

mg「お？ん？」

jk「身長は？」

mg「さぁ、160くらいか？」

jk「ちょうどいい」

mg「お、お前でも娘はやらんぞ！！」

「娘」

マネヒョンが親バカ？叔父バカ？であるという事実だけが浮き彫りになり、
キムAさん、会社の社畜様の個人情報が漏洩し、それが謎にジュンギュのハートに火をつけた

正義感なんかではなかった
下心でしかなかった

謎すぎてついていけない

でも、ジュンギュほどではないけど
キムAさんに興味を少しでも持っていることに変わりはない

気になっては、いる

これは同情からきてる気なのは確かだが、意地でもこんな叔父バカがいるのは嫌だ

mg「ちなみに度肝を抜く美人だからな」

jk「尚更いい」

mg「やめれ！！」

「マネヒョンが余計なこと言いましたよ自分で」

_