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Aside
宙に浮かんでいる2Dの白い文字を見上げると、そこには
A=286
響 棗=198
ころん=207
詩人さん=196
と書かれていた
ひとまず悪い点数は取ってなかったので安心。
ころん「ねえあの背の高い子数学でも異常な点数取ってなかった?!こわ…」
頭脳系だったらふゆの方が異常で恐ろしいのだが…
「…もっとアレな人いますよ。私の友人たちは手を抜いても数学で300点台に行く子や今回の体育(実技)で400点台を取る子もいますから」
隣の96猫ちゃんが目を見開いてこちらを見てくる。
そりゃそうだ。手を抜いて300点台に行く人も400点台行く人もこの学校にはいないのだから。生徒会長ですらもあの2人には敵わないだろう。
妙に息が合う、それぞれの分野の才能を持ったふゆと空を思い浮かべる
詩人「今年の一年生は恐ろしいですねぇ…」
ころん「やめてみんなこっちを見ないで!同じ一年だけど僕何もないからごめんなさい!」
…始める前に違反ギリギリのちょっとしたセリフの応酬に構えていたけどなんだか拍子抜けだ。
というか私詩人さん?と身長全く同じなんだけどなんか辛い。
小さくて可愛らしいふゆとかほが羨ましいけど2人は身長の高い私が羨ましいようで、よく「身長ワケロ…」とか血走った目でじりじりと近づいてくるのだ。
無い物ねだりというやつだろう。そうしたら空が一番気楽なのかもしれない
96「わし2年でよかったぁぁ…」
96猫ちゃんの心からの叫びには気づかないふりをした
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はの - めちゃくちゃ面白いです!更新頑張ってくだせぇ! (2019年3月13日 21時) (レス) id: c35c259743 (このIDを非表示/違反報告)
白鼬(プロフ) - そこの駄作者さん» ほんっとうにすみません…! (2019年2月21日 23時) (レス) id: 41bccf14f4 (このIDを非表示/違反報告)
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