烏の解体。猫の復讐。

裏腹。 ページ2

黒「しかし、A大丈夫かな」



え？A？




研「すごい転んでたね…」



黒「まさか烏野に…！？



俺ちょっと行ってくるわ」




夜「どさくさに紛れて変態行為




犯罪です」




リ「逮捕、逮捕逮捕デーーーース」



黒「ぐわ、やめろッ！！」




楽しそうに去っていった音駒の連中の背中を見送りながら、嫌な予感がした




転んだ？



ただ転んだだけならいいんだが、本当に昼のことを実行していたら…！





俺は多少の罪悪感と大いなる不安に襲われ、そろりと女湯に忍び込んだ





犯罪だとは分かっている、でも嫌な予感が止まらない。





本当にいないよな？




人影も三人しかいないし
退散しよう、見てしまう前に！！！！









ん？三人？





潔子さんと片桐はいま片付け中だ




え、誰だ



耳をすまして見るとそこには、信じ難い先輩と龍がいた。





菅「だから教えて？本当のこと」



あいつらマジでやったのか！？




それはダメだろ！

女湯だぞ！！


自分もいる状況で何も言えないが、これは本当に犯罪レベルだ




声が細くて聞き取りづらい…



いざとなれば隣においてあるこのモップかバケツで…、



「…！！！…ッ！」






田「このっっっ！！！」




Aの怒り声と共に、龍の大きな声まで聞こえた






気付くと近くのバケツを持って走り出し
龍の頭の上で振りかざしていた



何やってんだ俺は





ガンッッッッッ





風呂場に大きな音が響いた





「流石に…風呂はダメだろ…」

約束。→←思考。

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