第78話 ページ32
「ん、」
そっと、目を開けると
ともに抱きかかえられたまま
星空に浮かんでいた
『よう寝れた?』
ともは、私を見つめて
優しく微笑む
「うん、寝心地最高!」
そう言って
なんだか
自分が言ったことが可笑しくて
笑いがこみ上げてくる
「私、今変なこと言っちゃったかも」
なんて言いながら
まだ笑いが止まらない
そんな私を見て、
とももつられて笑う
『ほんま、可愛えな』
「え、」
聴こえていたはずなのに
聞こえていないふり。
だんだん、顔が熱くなっていく。
ともに何か言われたら、
日焼けしたかも、なんて言っておこう
「な、何て?」
『なーんも。』
ちょっと悪戯っぽく笑うともに
また、惹き込まれていく
街は静まり返って
それでも、下に広がる夜景は
宝石みたいに輝いていて。
もし、永遠が存在するなら
永遠に
このままで居たい。
そう、思った
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ホッとココア(プロフ) - 漣さん» 漣さん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです(;_;)これからも頑張ります。応援してくださり、本当にありがとうございます(;_;)これからも読んでくださると嬉しいです! (2018年1月6日 14時) (レス) id: 03aab38a7b (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます!評価を1回しか押せないのが歯痒いくらい素敵な作品で、続きまだかなーなんてそわそわしてます笑これからも応援してます! (2018年1月4日 23時) (レス) id: 5c30d3d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホッとココア | 作成日時:2017年11月12日 21時