第71話 ページ25
ドアを開けると
いつもなら点いてるはずの
明かりは無くて
部屋が 真っ暗だった
「ただいま、」
少し 大きな声を出しても
返事がない
何かあったのかと思って
慌ててリビングに行くと
月を見上げてる
ともの後ろ姿があった
「とも、?」
そう、呼びかけると
ゆっくりと後ろを振り向く
ともの 綺麗な横顔と
深緑色に光る瞳
この場面
前にも あったような気がする
『血…』
そう呟いた ともの声を
聞き逃さなかった
黒いパーカーを着た ともの腕が
捲くられていて、
そこが、赤く染まってる
「とも…!」
私は、ともに駆け寄って
首元の 髪を片手で押さえる
「私の血を吸って」
ともは、
虚ろな目で 私の目を見つめる
きっと、
貧血気味なのかもしれない
ともの腕に飛び込むと
ともは、私を包み込んだ
首筋に
ともの唇が触れる
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ホッとココア(プロフ) - 漣さん» 漣さん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです(;_;)これからも頑張ります。応援してくださり、本当にありがとうございます(;_;)これからも読んでくださると嬉しいです! (2018年1月6日 14時) (レス) id: 03aab38a7b (このIDを非表示/違反報告)
漣(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいてます!評価を1回しか押せないのが歯痒いくらい素敵な作品で、続きまだかなーなんてそわそわしてます笑これからも応援してます! (2018年1月4日 23時) (レス) id: 5c30d3d3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ホッとココア | 作成日時:2017年11月12日 21時