第202話 ページ10
�陲舛磴� side
体育の授業で
手を怪我してしまって
保健室に来た
薄く開いた 扉を開けようとして
手をかけると
中に、ふたりの人影が見えた
目を凝らして 見てみると
ふたりの人影の正体は
椅子から立ち上がる Aちゃんと
ベッドに横たわる 重岡くんだった
次の瞬間
重岡くんは、
立ち上がる Aちゃんの腕を引いて
苦しそうに、何か言った
Aちゃんは、
座って、重岡くんの手を握った
Aちゃんが、重岡くんに
何かを言った
重岡くんは、
しばらく固まったままで、
でも、その後 安心したように 笑った
…何を話してるんやろ
もやもやした謎の感情と
その中に少しだけ混ざる 不安
きっと、
Aちゃんは
重岡くんにしか見せない 顔を持っていて
重岡くんも、
Aちゃんにしか見せない 顔を持ってる
Aちゃんは、
重岡くんの前なら 素を出せるし
重岡くんも、同じ。
ふたりは
お互いに 心が繋がり合ってるんやな
Aちゃんに頼られてる 重岡くんが
本当にうらやましい。
重岡くんと一緒にいるときの
Aちゃんの笑顔は
ほんまに、可愛くて。
その笑顔を見るたびに
心臓らへんが
苦しくなって 痛くなる。
もしかして、
重岡くんのことが好きなんかな、って思う
そんな固い絆で結ばれた ふたりを
俺が邪魔したら、あかん
きっと、一方通行やけど
でも、Aちゃんが
幸せなら それでええわ
そう思いかけたとき
俺は、保健室から 背を向けて
歩きだした
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ホッとココア(プロフ) - まなさん» まなさん、ありがとうございます！(;_;)そんな風に言っていただけたのは初めてなので本当に嬉しいです…！！(;_;)幸せです！(;_;)本当にありがとうございます！！(;_;)これからも頑張ります！！ (2017年6月11日 19時) (
レス) id: ea9e8bfa14 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - ホッとココアさん» ホッとココアさんの文章の世界観や登場人物のキャラクターがすごく大好きです！これからも応援してます！ (2017年6月11日 18時) (レス) id: a5a8ad6bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ホッとココア(プロフ) - あんずさん» あんずさん、ありがとうございます！！(;_;)キュンキュンしていただけて、本当に嬉しいです…！！続編書きます！！本当にありがとうございます(;_;)！ (2017年6月11日 18時) (レス) id: ea9e8bfa14 (このIDを非表示/違反報告)
ホッとココア(プロフ) - はちさん» はちさん、ありがとうございます！(;_;)続編書きます！！本当にありがとうございます(;_;)！！ (2017年6月11日 18時) (レス) id: ea9e8bfa14 (このIDを非表示/違反報告)
ホッとココア(プロフ) - まなさん» まなさん、ありがとうございます！！(;_;)深く読んでくださり、本当に嬉しいです…！(;_;)続編書きます！！本当にありがとうございます！(;_;) (2017年6月11日 18時) (レス) id: ea9e8bfa14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ホッとココア | 作成日時：2017年5月7日 21時
