IF の 話 - ２

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ジフン



ジフンのことを呼び止めた彼女ちゃん
振り返ると同時に背伸びをして…


「…A…？」

「今の…」


してやったりな顔の彼女ちゃんをみて、少しずつ状況を理解してきたジフンは
次第に頰が緩み始める

緩んで緩んで、溶けそうなほどの笑顔を見せる


「可愛いことするね」

「可愛かったからもう一回してよ、足んない」


じり…じり…と距離を詰めてくるジフンに危機感を感じつつも、言われた通りにした彼女ちゃん

ジフンも満足そうな顔を見せて、上から顔を近づけてきて


「…俺も負けてないから」


なぜか、負けず嫌い、ここで出る



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