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dy「ヌナおはようごさいま〜す」
「あ、おはよ〜」
「ってそうだちょっと待て」
何普通に挨拶して席座ってんだ
逃がさん
このウサギ野郎め
「君さ」
dy「はい？」
「昨日さ」
dy「何ですか？早く話して下さいよ」
「…まぁいい生意気なのはいつものこと、」
「君昨日、私が飲みに来る前に帰ったよね？？？？」
dy「あーはい」
「あーはい？！めっちゃ"え？何が変なんですか？"みたいな顔で言うじゃん？！」
dy「用事ができたんで」
「えごめんそれ信じても良いの？」
dy「知りませんよ…」
「え、信じるよ？」
dy「どっちでもいいですよー」
これが私のダメなところだ
何が用事だよ
絶対嘘じゃん、って思っても
でもやっぱり…みたいな？そういう優柔不断なところが？あるから
「アサヒさーん」
as「ん？」
「私はサツキでもメイでもないんですけど」
as「いらなかった？」
「トトロじゃないんですから…どんぐりなんか誰がいるんです」
as「サツキとメイかわいそ」
「えー！！」
今日はアサヒさん、デスク上にどんぐりを置いてくれてたみたい
嬉しくないけど
そしてジェヒョクさんが私を殺しにかかろうとしてます
hs「みんなーおはよう」
hs「この前から言ってた日本からの派遣社員が、今日来るからさ！」
hs「快く迎えてあげてね〜」
hs「ちなみに就職したばかりの新米さんだよー」
数週間前から予定されていた日本からの派遣社員さんが、今日ついに出勤するらしい
どんだけ日本人天才なんだよって思うが、今度こそまともな人間が来て欲しいものだ
でも期待はしない
なぜなら、新米でここ来れるって普通に考えてヤバいから
jh「え？そんな話あったっけ」
「おー副部長？？」
jh「記憶にねぇ…」
「副部長降りる？ねぇ、降りる？」
副部長が忘れるってどうなってんだよ
hs「Aヤー、」
「はい？」
hs「もうそろそろ着くらしいからさ、下まで迎えにいってあげて」
hs「ここまで分かりにくいと思うし」
「えー私ですか？」
hs「嫌なら給料…」
「いってきまーす」
hs「うーん頼むねぇ」
今日も安定して派手な部長の片眉がクイッ、て上がって逆らえない呪文をかけられる
そして給料という卑怯な手を大人げなく使ってきやがった部長
…いや最初から逆らうつもりなんて無かったっすよ
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作者名：かほ | 作成日時：2023年8月3日 23時
