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「なんでいるんですか？」
jk「いちゃダメ？」
「いや、別にそういうんじゃないですけど…今日みんな飲み行ってますよ？」
「行かなくていいんですか」
jk「今日は僕も珍しく残業あってね〜」
「えっほんとに珍しい」
jk「そうなの〜」
「今から退勤ですか？」
jk「うん。でもA見つけちゃったからね、そのままこっち来ちゃった！」
「あー来ちゃいました？」
「来たら手伝ってくれると私は捉えますけど？」
jk「えっ」
先輩こそコキを使うべし
なんだかこの言葉はドヨンくんに教わった気がするよ…
なんだかんだで嫌がるも、隣で手伝ってくれるジュンギュ先輩
気づいたらあっという間に仕事も片づき、7時前には退勤することができた
「今日はありがとうございました〜」
jk「今度ご飯奢ってねぇ」
「はいはい、分かりましたよ」
「ヨシくんたちのところ行きます？」
jk「あーいや、僕はもう帰るや」
「ですよね〜、愛しのゲームがありますもんねぇ」
jk「えっその噂そっちにまで広がってるの？」
「ジフンっていう口軽男がいるんで」
jk「うわぁ」
「でも事実ですよね？」
jk「うん、笑」
照れくさそうに笑うジュンギュさん
こんなにも気さくな人がゲーム好きの引きこもりねぇ…
人は見かけにもよらないね
そう思いながら、さよならした後のジュンギュ先輩の背中を小さくなるまで眺めていた。
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「おっす！！！おら登場！！！」
ys「わぁ〜！Aやっと来た〜！」
「ん？酔ってる？」
ys「もろちん」
hs「Aヤー、残業お疲れ様っ」
jh「ほら、座って飲もう」
「あーはい、てかドヨンくんは？」
ys「んぇ？ドヨン？帰ったよ？」
「ぁ、へー…」
明日フルボッコ確定？？？？
jh「お前今日ジュンギュといたってまじ？」
hs「Aが、ジュンギュと？！」
「はい、それがなんです？」
「てかどこでそれ聞きました？」
jh「ジュンギュから連絡来た」
jh「"Aといたから飲みに行けない"って」
hs「あいつゲームの時間だけは譲らないもんなぁ」
hs「飲み行く時間も無いんだと」
ys「Aにその時間使ったってことでしょ」
「へぇ」
jh「何も思わねぇの？」
「…何も？」
jh「まじか」
hs「ぷぷぷ、何ホッとしちゃってんの」
jh「は、いやホッとなんかしてねぇし？！」
ys「…えっ？！そういう感じ？！」
「はあ？」
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作者名：かほ | 作成日時：2023年8月3日 23時
