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XXIII ページ24

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室内プールの窓際に1人
泳ぐわけもなく、ただ水の中に立って窓の外を眺める


腕を組んだ上に顎を置いて完全リラックスモード

もうここはプールではなく温泉だ
水が温かく感じてきたな………





hr「ヤー!ジョンウヤー!」

jw「え?!なに?!」

hr「おま…そのゴーグルガチ勢かよ」

jw「小5のときからお世話になってんの…」

hr「年期入りすぎだろ」





誘ってきた2人は私に構うことなく楽しそうにはしゃぐ


誘ってきといて放置かよ〜!!!!





「あーねむ……」





斜め前に置かれた缶ビール

酔ってるせいか眠気も少し出てきた


プールに入りながら酒とか初めて飲んだわぁ…


目を瞑って少しの間考えることを放棄する





hr「ヌナ〜」

「っうわなに」

hr「んえ?今寝てたん?」

「びっくりした」

hr「ごめーん」




本当に思ってんのかよ…




jw「ここにきてもお酒飲むの?危ないよ」

「知らないよー飲みたいんだもーん」

hr「酔って溺れ死ぬぞ」

「そのときは2人が助けてねー」

hr「溺れる前提なん…?」

「…ㅎ、もうなんか分かんなくなってきた、」

jw「酔い回ってきた?」

「うーん…そうなのかなぁ…」

hr「酔ってるやん…危ないから上がりなほら」

「んー」




ふわふわとする頭に、なぜか幸せに感じる気持ちのおかげでどこかに行きそうな意識

年下のハルトとジョンウに肩を揺らされる


こりゃもう千鳥足だ




いつまで経ってもヘラヘラするだけの私に痺れを切らしたのか、ハルトは水中で手を引いてプールから上がらせようとしてくる

ほーれ、チャラ男が顔を出した

こういう事に慣れてんだから…




「気安く触んなよぉ…汚れる」

hr「え〜なんそれ酷くない?笑」

「この、チャラ男め」

hr「怒ってんの?どうしたの?笑」

「ん〜知らん知らん、もう…知らん」

jw「……かわいㅎ」

hr「え?」

jw「ん?」









「もう眠いから寝たいー」

hr「はいはいじゃあ早く上がろ」

「うん」

jw「…今のは聞かなかった事に」

hr「当たり前だろ」

jw「ん…」

hr「でも」

「ぁーねむ、明日は何するかなぁ…」

hr「俺も思うよ」

jw「…同じ事?」

hr「おん、普通に」

「そろそろキーボード恋しいなぁ…はぁ…」

jw「だよね」

hr「おん、普通に」

jw「…普通にってなに」

「パンケーキ食べたい♪パンケーキ食べたい♪」














甘党です。













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作者名:かほ | 作成日時:2023年8月3日 23時

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