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sj『僕絶対来年は参加するので!!』
「ここに入社したいんだもんね〜」
sj『今頑張ってるので、待ってて下さい!』
「フフフ、なんなら私のコネで入社しても…」
sj『ダメですそんなことさせませんから…僕の実力で入ります!』
「はぁ…ジョンファナは良い子だね」
こんな健気な若造がここにいてくれたら…
少しはキャラ濃いめの一部もマシになるだろうか…
来年のおみくじは大吉でありますように
sj『…ヌナ、』
「んー?」
sj『その……気をつけて下さいね?』
「ん?なにに?」
sj『なににって、いつもですけど…女性1人なんですから』
「えっ案じてくれてるの?!」
sj『油断してると危ないですからね……?』
「だいじょーぶ、この猿たち私のこと女だと思ってるわけがないよ」
sj『でも、一応!頭には入れてて下さいっ』
「うん、わかったよ〜」
耳越しにジェントルマンの声聞こえて、酒飲む手が止まってしまった
この動物園の飼育を任せられてる私を…心配してくれてるなんて
今すぐにジョンファナの元へイキタイ…
dy「…変なこと吹き込まないで下さいね」
「私がそんなことするとでも?」
ドヨチは私に冷たすぎる
sj『ヌナバイバーイ』
「バイバイ!勉強頑張ってね」
sj『頑張ります!ヌナもバカンス楽しんで!』
「うーん程々にします〜」
最後にジョンファナのほくそ笑む可愛い笑い声が聞こえて、極限に癒されて終わった電話
余韻に浸からせてくれる間もなく、すぐドヨチがスマホ取って行ったけど…
dy「ジョンファナがヌナに懐くのが謎で仕方ない…」
「ごめんそれは私もなぞ」
思っていたことを口にされると、こんなにも胸が痛むものなんだなぁ………
jw「ヌナ〜!」
hr「おーいカナヅチ」
「なんだチャラ男」
hr「えだから俺チャラ男ちゃうて〜」
「じゃあ私もカナヅチじゃない!!!!!」
jw「そんなことよりさ〜…」
「ジョンウ氏強メンタル」
クラブってた若い2人が、汗を流しながらだらけて酒飲んでた私の元に駆け寄ってくる
高身長の2人は、私が座っているとより高くなるから、見上げる首が痛い
jw「汗かいちゃったからプール入らない?」
「私も?私汗かいてないよ」
jw「ただ誘っただけ〜」
「ナンパか」
そう言って「お願いお願い」と手を合わせてお願いをしてくるジョンウ
……こいつよくよく見ると可愛いな
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作者名:かほ | 作成日時:2023年8月3日 23時