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XXI ページ22

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「うめぇ…」

dy「おじさん」

「えっちょドヨチ」





ハワイでしか飲めないとされるばちぼこに美味いビールを喉に流し込む

椅子にのけぞる私の後ろを、お肉の乗った皿を運びながら一言そう吐いて通り過ぎたドヨチ



おめぇは毒タイプか





ys「それ大丈夫?高くない?」

「んー今日くらい」

ys「良いでしょ…って?」

「うん」

ys「まぁ制限はしないけどさぁ…」





私の持つ缶を見てパーセントを覗くヨシくん

そこに記された"13%"の数字



めっちゃ強いわけじゃないけど、今日くらい酔って楽しくなりたいでしょうが




jw「うおぉ!!!おにーさんかっけぇ!!!」

hr「ファイヤァ!!!!」




アロハシャツ調理人のそばにいる若造2人はお酒片手にクラブ気分

いやなんか違うけどクラブ気分


そんな2人が持つお酒はなぜかワイングラスに入っている




ませませのませだな

マセガキが…





jk「Aヤ〜、はいお肉どーぞ!」

「わぁありがとうございます」

jk「いいえ〜もっと食べな〜」

「いただきます〜」

jk「ヒョンソギヒョン、ほら早く」

hs「お前は俺をなんだと思ってるんだ!!!!」





ジュンギュさん、ヒョンソク部長が逆に焼かれそうなくらいお肉焼いてくれてますやん

そんでまるで自分の手柄みたいな…


策士だ





as「ヨシくんー、葉っぱ取って」

ys「はい、少しは肉も食べなよ」

as「へーい」

yj「サヒヤ〜後でプール泳ご」

as「え〜俺もうええわ…」

「ユンジェ、私が一緒に泳いだる」

yj「泳げんくせに?」

「プールサイドでバタ足くらいなら余裕だわ」

yj「えー…つまんな」

「絶対来世はミジンコであれ」





いやアサヒさん葉っぱて

もう植物になりそうなくらい野菜食べてて心配なる…


だからそんなに細いんだね



ユンジェ、お前はミジンコだ…………






dy「ヌナ〜」

「はいー」

dy「ジョンファナが電話変わってだってさ」

「…っなぬ?!」





さっきまで楽しそうにジョンファナと電話をしていたドヨチ

そこに小さく"ヌナ〜"と言ってるのが聞こえるスマホを私に渡してくる


待って

ジョンファナが私と電話を…?





「ジョンファナ!!」

sj『ヌナ〜!楽しんでますかぁ…』

「うんー、嫌ってほどにね〜」

sj『僕も行きたかったです…』

「だから言ったじゃん、キャリーケースに入りなって」

sj『言ってないでしょそんなこと笑』







たぶん入らないから結局…笑







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作者名:かほ | 作成日時:2023年8月3日 23時

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