XVIII ページ19
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「えそれってさそれってさ」
jw「うん」
「私もしかして…」
「爆モテ?」
jw「うん」
「…ちょっと待て冗談で言ったのに」
「ジョンウ即答じゃん」
「え?」
うっそぴょーん
とかそういう流れだったじゃん?
「うん」て
「うん」て言われちゃった
「ジョンウヤ、」
jw「ヌナ取り乱してる〜!」
「っなんで嬉しそうなんだよ」
焦る私を見て手を叩きながら爆笑するジョンウ
いっぺんロコモコ返せ
jw「俺言ったからね」
「助言かよ…神にでもなったつもりかよ!!」
jw「酷い言い方…」
「モテるとか私の人生にいっちばん需要ないかんな」
jw「はしもと?」
「ジョンファナを召喚すな」
世界に異性なんてジョンファナ以外いらない…
んだよモテるって正直モテて何がどうなるんだよ
身の為とかジョンウ言ってたけど、
生身より心の問題でしかない
私に恋愛とかキツ
jw「でもよく今まで生きて来れたね」
jw「この男だらけの空間で」
「男じゃなくて猿な」
jw「もうそこなんだよなぁ…」
jw「猿って思われてる時点で終わってんだよなぁ…」
「なんて?」
jw「いやなんでもなーい」
jw「ほら、そろそろ帰ろ」
「はいはい…」
jw「ヒョン達が心配してるかもね」
「だれがだって?心配してくれる人なんざおらんよ」
そういう私にジョンウはジト目で横目に私を軽蔑したように見てくる
おいなんだその眼差し
汚物を見るような目で私を見るな
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ジョンウと並んで浜辺に戻っていくと、
結構時間が経つのに未だに海に入って遊んでる男達の姿が
疲れを知らないのか
体力の限界がないのか
どうであれ怖いな…
「…誰これ?死んでる?」
パラソルの下に行くと、誰かが顔にタオルを乗せて寝ていた
そっとタオルをめくって覗くと、
jk「いやん♡」
「黙れ」
ジュンギュ先輩が目を開けてこっちを見ていた
タオルかけてたのに?目開けてこっち見てたの?怖くない?
「何してるんです」
jk「いやー…普段動かないから疲れちゃって」
「あぁ」
jk「あいつらおかしいんだよ…」
jk「永遠にはしゃいでる」
「あいつらは元からおかしいので」
「今更ですよ」
jk「Aが言うならそうだね」
私もジュンギュ先輩が横たわるその側に体育座りをする
1ミリも濡れてない髪をいじりながら
jk「Aって着痩せするタイプだね」
「…それセクハr」
jk「合法だよ」
「はい?」
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作者名:かほ | 作成日時:2023年8月3日 23時