特別不革命 (ページ14)

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XIII ページ14

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旅行当日

行き先はまさかのハワイ

前日に知らされ洋服なんてそこら辺にあったのしか持ってこれなかった

ハワイのハもない服できてしまった
確実に場違い女だ最悪

「せめてもの救いは君だよ、ヨシ」

ys「うぁ、呼び捨てされた」

「頼むから私から離れないでね」

ys「う、うん…」

ヨシくんの横にピッタリとくっついて離れない

暑いかもだけど許せ

jh「ヤ、なんでそんなお前らくっついてんの」

ys「Aがくっついてくるんだよ〜」

「だって！異国、初めて！！」

jh「じゃあ俺でもいいじゃん」

「やだヨシくんがいい」

ys「えへへ」

jh「なんで？！」

韓国から出たことがない私は、まずパスポートを作るという時点で戸惑い、

そして、空港では迷子になりかけ、(ほぼなったけど)

飛行機の座席に座るまでに色々ありすぎて怖い

そして、そりゃまあ飛行機も初めてなわけで、耳がやられて死んでました

生きて韓国に帰って来れますよね？？

hr「まず海っすよね」

jw「行かなきゃ来た意味無いよね？！」

jk「いえーい」

「ジュンギュさん無理してません？」

顔が引き攣り気味なジュンギュさんに笑いながら、若い2人がはしゃぐ後ろ姿を眺める

いやなんか、もうやだ、充実してて怖い…

「ヨシくん私ここにいていいのかな」

ys「どうしたの急に笑」

「キーボードが叩きたくなってきた」

ys「職業病だぁ、感染してる〜」

しばらく車で移動して見えてきたのは、綺麗な海

まだ昼前だが、これから彼らは泳ぐ気満々

元気だなぁ

as「泳がんの」

「うん、アサヒさんは？」

as「俺はー、後で」

「ふーん」

as「…もしかして泳げん？」

「…そういえばさー」

as「晒した」

影のある場所でアサヒさんとユンジェヒョクと一緒にいると、図星を突かれる

泳げないことは罪ではありません

「はい泳げません」

as「そうなんや」

as「水着まで用意してんのに」

「雰囲気っす。形から入るタイプっていうか？そんな感じ」

as「へー笑」

海の方に若い男たちが走っていく

おいおいてめぇらどこでそんな筋肉手に入れてんだバカ

いつどこで鍛えてんの？えまって？ほんとに謎だよ

jh「Aー！！お前も来たらー？！」

「嫌だ！！！」

jh「何でだよー！！！」

特に筋肉マンなパクジフンさん

いっちゃん知りたくなかった

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