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不安 -🐯 ページ43

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【不安で】


🐯ver.






「…ヨシくーん」

ys「…ぬなぁ」

「はぁ、かわい」



ある日の夜

ヨシくんは友達とご飯食べてくると言って数時間前に家を出た


その時の彼はバッチリ決めてかっこよかったのに…



ys「ぬな、おれめっちゃ…」

「ん、なに?」

ys「めっちゃ…ぬな、」

「めっちゃ何?笑」



友達が彼を連れて帰ってきたときには、もうデロンデロンだったヨシくん

家まで連行されて、そのまま床に寝そべってしまった


こんなに可愛いの反則です




ys「んんん、」

ys「ぬなぁ…」

「すっかり赤ちゃんだわ、」

ys「めっちゃかわいいぬなㅎ」

「その言葉そのままそっくりお返しします」

ys「ふふふ、」




床に寝そべってるヨシくんを上から見つめる
下から私を見るヨシくんは顔も赤くて、少しお酒くさい


でもふにゃふにゃして笑うから、全部どうでも良くなるし、ただただ可愛くて悶える




「ヨシくん、ヨシくん?」

「ここでねちゃダメだよ」

ys「ん〜…」




気づいたらだんだん瞼が閉じていたヨシくんを叩き起こす

むくっと起き上がった彼は、横にしゃがみ込んでいた私の腕を引いた


引き寄せられてバランスを崩した私は、ヨシくんに抱き止められてほとんどもたれかかる体勢になる




ys「おれなぁ、じつはな、ふあんやってん…」

「ん…?」

ys「Aがほかのおとこんとこ、いくかもとか」

ys「おれにあきたかな、とか、たくさん…」

「…そうだったの?」

ys「うん、だからさけのんでもぅた」

ys「へへ、」

ys「おれちょーださい…笑」




背中に手を回されたまま、私の肩の上でそう淡々と伝えたヨシくん

そんなこと思ってたんだ…

お酒のおかげで本音が知れたってことでいいのかな?




「私はヨシくん以外の男なんて興味ないし、一度も飽きた事なんてないよ」

ys「…ほんまに?」

「うん、ほんとだよ」

ys「うふふ、うれし」

ys「おれからはなれんといてな、」

「ヨシくんも離れないでね」

ys「はなれませーん」




さっきより背中に回った腕に力が入る

肩に顔を乗せたヨシくんの機嫌良さげな声が聞こえて、私も思わず笑顔になる











ys「ぬな、」

ys「おれめっちゃ…ぬなのこと、すき」

ys「やばいわ…ㅎ」

「うぅ、」




腕が離れて向かい合わせになると、そう言ってまた笑ったヨシくん


可愛すぎて耐えきれず唸って変な声が出てしまった









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初雪 -🐨→←存在 -🐼



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(プロフ) - 頑張っても空回りする年下ドヨンとそれを見て可愛いと思ってる余裕ヌナの絡みみたいですm(_ _)m (8月27日 11時) (レス) @page41 id: c5f966b3dc (このIDを非表示/違反報告)
名無し88688号(プロフ) - 甘々ジェヒョクさんみたいです(⑉・ ・⑉) (8月15日 18時) (レス) id: 0efe7fe2ef (このIDを非表示/違反報告)
miiya(プロフ) - 一個前にファニちゃんの話を書かれているので、後からで全然大丈夫なのでツン多めだけど最終的にはデレなファニちゃんを見たいです! (8月14日 1時) (レス) @page40 id: 0103c4b5df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かほ | 作成日時:2023年2月26日 22時

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