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嫉妬2 -🦋 ページ33

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【都合良く】


🦋ver.








今日は彼氏の友達が家に遊びにきた


その子パクジョンウくんって言うんだけど中々のムードメーカーで、元気のいい彼に若干圧倒されつつある









jw「ねぇAさんAさん!!」

「はい何でしょう」

jw「ヌナって呼んでいい?」

「うん、全然い、」

hr「ダメ」

jw「ヤールトヤ、それくらい…」

hr「ダメだろ絶対俺のヌナだし」

「ヌナ呼びくらいいいじゃんか」

hr「逆に何でヌナは許すの?」

「えー、」







ゲームが終わったその直後に聞いてきた彼

ハルトは負けたからか少し機嫌が悪そうで、ヌナ呼びすら許してくれなくなった



苦笑いしかできなくて、目線でジョンウくんに「ごめん」と謝る






それからと言うもの、

ジョンウくんが私に話しかけたり、コミュニケーションを取ろうとするたびにハルトは機嫌を損ねた



トイレの場所を聞かれただけなのに「俺が教える」とか、飲み物尋ねたら「2人ともお茶でいい」とか…




今日のハルトは生理中の私くらい機嫌を取るのが難しい








jw「ヌナー!!お邪魔しました〜!!」

hr「ヌナ呼びするなって」

jw「ヌナばいばーい!!」

hr「っもう早く行けよ!」








なんだかんだわちゃわちゃと台風のように去って行ったジョンウくんは、ハルトに見送られてご機嫌そうだった




見送りを終えたハルトが帰って来て、どことなくまたあの不機嫌に戻った気がして

「どうしたの?」と聞かずにはいられなかった








「今日少し変だよ、体調悪いの?」

hr「いや、別に」

「そっか、」





hr「ただ、」

「?」







少し会話の間に沈黙ができる

ゆっくりとしたその空間になんだか背中がむずむずする







hr「嫌じゃん、あんなベタベタされてんの見るの」

「…ジョンウくん?」

hr「他に誰がいるの」

「でもあれは弟みたいな感覚で、」

hr「それでもさ、相手は男だからね?」

「分かってるよっ」

hr「分かってない、分かってないよヌナは…どれだけ俺今日キツかったと思う?」

「…」







ソファに座ったハルトは隣で苦しそうにそう言った



そんなときに、単純で呑気な私の脳は、

「ハルトが嫉妬をした」

と都合よく解釈してしまった








hr「何笑ってんの」

「いや、ごめんなんか嬉しくて」

hr「どういうこと…」












hr「お仕置きされたくなかったらそんな目でこっち見んな」









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猫化 -🐯→←平凡 -🦔



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(プロフ) - 頑張っても空回りする年下ドヨンとそれを見て可愛いと思ってる余裕ヌナの絡みみたいですm(_ _)m (8月27日 11時) (レス) @page41 id: c5f966b3dc (このIDを非表示/違反報告)
名無し88688号(プロフ) - 甘々ジェヒョクさんみたいです(⑉・ ・⑉) (8月15日 18時) (レス) id: 0efe7fe2ef (このIDを非表示/違反報告)
miiya(プロフ) - 一個前にファニちゃんの話を書かれているので、後からで全然大丈夫なのでツン多めだけど最終的にはデレなファニちゃんを見たいです! (8月14日 1時) (レス) @page40 id: 0103c4b5df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かほ | 作成日時:2023年2月26日 22時

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