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🦁 ページ28

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【彼氏兼?】


🦁ver.









「オッパ〜!」

yj「なに〜」

「今日クラブ行ってくるね〜」




yj「(なんで)?!」







キッチンにいたジェヒョクオッパはわざわざ調理中の手を止めて私の元へ駆け足で近づいた


目と口を丸く開けて唖然としたジェヒョクオッパは続けて「だめ、絶対だめ」と言った









「友達とだよ?大丈夫だから」

yj「だーめ、行かないで、お願い」

「でももう約束しちゃったもん」

yj「お願い、ね?僕たちの出会いがどこだったか思い出して」

「うーん…」







私の両手を大きなオッパの手が包み込む

普段からふざけて愛嬌を振り撒くことが多い彼だけど、こういう時の本気の愛嬌がどれだけ可愛いか分かってない


友達と約束したしめちゃくちゃ楽しみだったけど…、

オッパのこの瞳で見つめられたら行けない…







yj「僕たちもクラブで会ったじゃん、また行ったら他の人とAが恋に落ちるかもでしょ」

「実際に1年前落ちてるもんね、クラブで」

yj「うん、だから落ちるのは一度だけで十分でしょ?」







1年前に彼と私はクラブで出会った

別に彼がナンパをしたとか、話しかけたとかではないけど、ただただ目が合ってそのまま流れに乗ったまで


珍しく私の勘が働いたらしく、「運命かも」なんか柄にないことを思ってしまった



結果こうして1年一緒にいる






だからこそ、彼と私からしたらクラブは少し怖い場所になった

出会いが多いから








「でも私たちの思い出の場所でもあるよ〜」

yj「Aを僕のものにした場所だもんね」

「そうだよ、ほらもう私オッパのものじゃん!」

yj「なに、だから行ってもいいよねって?だめでーす」

「もーオッパ!!」

yj「そんなに行きたいなら僕も行く!」

「オッパ、オッパは私のボディーガードにでもなるの?」

yj「うん、彼氏兼ボディーガード兼飼い主」

「飼い主…」








相変わらず愛の重さが異常なのを感じながらも日常と化してきたことに恐怖を覚える



出会ったころはこんなに重いだなんて思ってもいなかったのに

でも今では彼なしでは生きれなくなってる私も私かもしれない…










yj「飼い慣らしたと思ってたけど…まだまだ教育が必要かなぁ」

「えっ」

yj「もっと愛してあげないとダメなのかもね?」












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関係性 -🐺→←重愛 -🤖



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(プロフ) - 頑張っても空回りする年下ドヨンとそれを見て可愛いと思ってる余裕ヌナの絡みみたいですm(_ _)m (8月27日 11時) (レス) @page41 id: c5f966b3dc (このIDを非表示/違反報告)
名無し88688号(プロフ) - 甘々ジェヒョクさんみたいです(⑉・ ・⑉) (8月15日 18時) (レス) id: 0efe7fe2ef (このIDを非表示/違反報告)
miiya(プロフ) - 一個前にファニちゃんの話を書かれているので、後からで全然大丈夫なのでツン多めだけど最終的にはデレなファニちゃんを見たいです! (8月14日 1時) (レス) @page40 id: 0103c4b5df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かほ | 作成日時:2023年2月26日 22時

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