気軽に読もうや

学生　-🐮 ページ21

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【学生だから】

🐮ver.








「ジョンファナ上手だね〜」

sj「これくらい余裕!」





そう言って「ふん」と満足そうに笑顔で目の前の機械を操作するジョンファナ




今日は学校終わりのジョンファンを迎えに行って、そのままゲームセンターデート


張り切って中のぬいぐるみを取ろうとするジョンファンが可愛くてカメラに収めた








「うわあ、これ可愛い」

sj「ん?これヌナに似てる」

「…私?」

sj「うん」






すると目に止まった可愛い犬のぬいぐるみ

それを見た途端「似てる」と言ってお金を機械に入れたジョンファン






「これ取ったらどうするの?」

sj「んー、僕の自宅行き」

「欲しいの?可愛いね笑」

sj「違うよ〜、ヌナに似てるからそばに置くの」







「寂しくならないように」と言ってレバーを動かし始めたジョンファナ


ヌナ胸キュンすごいんだけどどうしよう…

私がいない間にこのぬいぐるみで穴埋めするってこと?可愛すぎて頭抱える







sj「…ヌナさ」

「うん」

sj「ここ楽しい?」

「え?うん、楽しいよ」

sj「ほんとうに?」

「うん…どうしたの?」







1回目のチャレンジを逃して少し肩が落ちたジョンファンは、くるっと私の方に向き直した


そのまま目を見て質問した彼の目は少し不安そう







sj「僕まだ学生じゃん」

「うん」

sj「もっといいところに連れて行きたいけど…まだ大人じゃないから行けないでしょ?」

「ジョンファナ…」

sj「だからヌナに我慢させてないかなって、」






そう言って俯いたジョンファン


学生ならではの不安かもしれない

まだお金も稼げないし、稼げたとしても私よりは少ない量で、男の子からしたら難しいところなのかも


でも特に私は何とも思ってない



彼と一緒にいれればそれでいいし、楽しそうなジョンファナを見れるだけで十分だ









「場所なんて関係ないよ、ジョンファンと一緒ならどこでも楽しいから」

sj「でも頼ってばかりじゃ…」

「今のうちに頼って、もうすぐ大人なんだし、ね!」

sj「うんっ」







背の高いジョンファンの頭に手を伸ばしてわしゃわしゃと撫でる

思わず笑顔になるジョンファナは「絶対このヌナ取るね」と言って再びゲームに向き直した







「この犬に嫉妬しそう」

sj「え?」

「ヌナは私だからね、」

sj「えぇヌナ可愛い…っ分かったもうこれいらない!」

「いいの?笑」

sj「うんっ」








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